令和４年７月２２日
防衛省
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令和４年７月１７日（日）から７月２１日（木）までの間、岩本防衛大臣政務官がフィリピン・インドネシア・マレーシアの各国を訪問したところ、概要は以下のとおりです。
１．フィリピンにおける会談、視察等
- １８日（月）、岩本政務官は、ファウスティーノ・フィリピン国防大臣代行を表敬しました。表敬では、岩本政務官から国防大臣代行への就任をお祝いする旨述べ、ファウスティーノ大臣代行からは感謝の意が表されました。岩本政務官とファウスティーノ大臣代行は、地域情勢について議論すると共に、新政権下においても、本年４月の外務・防衛閣僚会合（「２＋２」）において両国の４大臣間で一致した、自衛隊とフィリピン軍の間の共同訓練等の協力を強化・円滑化するための方途の検討をはじめとする協力を引き続き推進していくことを確認しました。
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- 同日、岩本政務官は、センティーノ・フィリピン軍参謀総長と会談を行い、地域情勢や軍種間協力を含む二国間の防衛協力・交流について意見交換を実施しました。岩本政務官とセンティーノ総参謀長は、自衛隊とフィリピン軍との間で、防衛装備・技術協力や自衛隊の艦艇・航空機によるフィリピンへの寄港等を通じた両国の安全保障面での連携の深化を歓迎すると共に、今後、共同訓練等の協力を一層推進することを確認しました。
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- 同日、岩本政務官は、マンディリグタス訓練場において、フィリピン陸軍による災害時の人命救助訓練を視察しました。昨年１１月にわが国がＯＤＡにより供与し、陸自隊員が使用方法の能力構築支援を行った人命救助機材が使用されました。
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２．インドネシアにおける会談、視察等
- １９日（火）、岩本政務官は、プラボウォ・インドネシア国防大臣を表敬しました。表敬では、岩本政務官から、６月の日インドネシア防衛相会談に引き続き会談を実現できたことへの感謝を述べました。岩本政務官とプラボウォ大臣は、地域情勢について意見交換を実施したほか、防衛協力・交流を更に推進していくことを確認しました。
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- 同日、岩本政務官は、アンディカ・インドネシア国軍司令官と会談しました。岩本政務官とアンディカ司令官は、地域情勢について意見交換を行うとともに、岩本政務官から、本年夏、陸上自衛隊が参加予定の米尼陸軍との実動訓練（ガルーダ・シールド）等を契機として、両国間の防衛協力関係が強まることへの期待を述べました。
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- 同日、岩本政務官は、インドネシア国家建設に功績のあった英雄が埋葬されているカリバタ英雄墓地を訪問し、同墓地に埋葬されている元日本兵の墓所にも参拝しました。
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３．マレーシアにおける会談、視察等
- ２０日（水）、岩本政務官は、イクマル国防副大臣と会談を行いました。岩本政務官とイクマル副大臣は、地域情勢について議論すると共に、二国間の防衛協力・交流等についても意見交換を行い、防衛装備・技術協力の推進、防衛当局間協議（ＭＭ協議）の早期開催及び寄港（航）を含む軍種間協力の継続を含め、両国の防衛協力・交流を更に進めていくことで一致しました。
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- 同日、岩本政務官は、スバン空軍基地の視察を行いました。同基地においては、Ａ４００輸送機を視察したほか、同基地司令官より概況説明を受けました。
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- 同日、岩本政務官は、クアラルンプール日本人墓地を訪れました。岩本政務官は、マレーシア日本人慰霊碑を参拝し、日本とマレーシアの友好・親善の歴史に寄与された先人への慰霊を行いました。
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