国連野外衛生救護補助員コースへの陸上自衛官の派遣について

令和4年6月1日
防衛省

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 国連活動支援局が実施する国連三角パートナーシップ・プログラム(United Nations Triangular Partnership Programme: UNTPP)の一環で、6月13日からウガンダ共和国において実施される国連野外衛生救護補助員コース(United Nations Field Medical Assistants Course: UNFMAC)における第2回試行訓練(注)に、陸上自衛官1名を教官として派遣することとなりましたので、お知らせします。
 平成26年9月の国連PKOハイレベル会合(第1回PKOサミット)における安倍総理(当時)の表明に基づき、我が国はUNTPPに施設分野の面から貢献を行ってまいりました。令和元年度より、国連が同プログラムでの支援の枠組みを衛生分野にも広げたことを受け、防衛省・自衛隊として、近年の国連PKOにおける課題である派遣要員の安全確保のための衛生能力の強化に主導的に貢献できるものと考え、UNFMACに自衛官を教官として派遣しています。

(注)本訓練に参加する各国の教官は、国連の監督の下、訓練生に対する教育訓練を実施します。なお、これらの教官は、今後のUNFMACの訓練において全体の指導監督を行うヘッドトレーナーとなることも期待されています。

  1. 訓練期間: 令和4年6月13日~同年6月17日
  2. 派遣先 : ウガンダ共和国(国連エンテベ地域支援センター)
  3. 派遣要員: 山田 浩平(やまだ こうへい) 1等陸尉(医官)
  4. 事業内容: 医療分野に係る教育