福島県沖を震源とする最大震度6強の地震への対応について

令和4年3月17日
防衛省

 3月16日(水)23:36頃に発生した福島県沖を震源とする最大震度6強の地震については、同日23:38に内閣総理大臣から、

  • 早急に被害状況を把握すること
  • 地方自治体とも緊密に連携し、人命第一の方針の下、政府一体となって、被災者の救命・救助等の災害応急対策に全力で取り組むこと
  • 国民に対し、避難や被害等に関する情報提供を適時的確に行うこと

との指示がありました。

 これを受けて、同日23:45に防衛大臣から、

  • 甚大な被害が発生していることを念頭に、陸海空自衛隊が緊密に連携し、人命救助を第一義とした活動を実施すること
  • 早急に本地震による被害状況を把握できるよう、あらゆる手段を活用した情報収集活動を実施するとともに関係府省庁及び自治体と緊密に連携し情報収集に努めること

との指示がありました。

 防衛省・自衛隊は、現在、以下の部隊が被害情報の把握を行っております。

  • 陸上自衛隊:東方北方面航空隊(宮城・霞目) UH-1、第9飛行隊(青森・八戸)UH-1
  • 海上自衛隊:第25航空隊(青森・大湊)SH-60、第4航空群(神奈川・厚木)P-1、第2航空群(青森・八戸)P-3C、第21航空隊(千葉・館山) SH-60
  • 航空自衛隊:第2航空団(北海道・千歳)F-15、第7航空団(茨城・百里)F-2、松島救難隊(宮城・松島)U-125及びUH-60等

 引き続き、関係府省庁及び自治体と緊密に連携しつつ、災害対応に万全を期してまいります。