北朝鮮のミサイル等関連情報

令和4年3月6日
防衛省

  1. 北朝鮮が3月5日に発射した弾道ミサイルについて、現時点までに得られた諸情報を総合的に勘案すると、北朝鮮は、5日8時47分頃、北朝鮮西岸付近から、1発の弾道ミサイルを、東方向に向けて発射しました。詳細については現在分析中ですが、最高高度約550km程度で、約300km程度飛翔し、我が国の排他的経済水域(EEZ)外である北朝鮮東岸付近に落下したものと推定されます。
  2. 当該発射について、北朝鮮は、「偵察衛星」開発の重要試験を再び行った旨発表しています。この点について、北朝鮮は、昨年1月の党大会において「軍事偵察衛星」の設計等に言及しており、2月27日の弾道ミサイル発射と併せて考えれば、こうした「偵察衛星」に関する何らかの試験を引き続き行った可能性もあると考えています。
  3. 防衛省としては、北朝鮮の軍事動向について、引き続き、米国等とも緊密に連携しながら、必要な情報の収集・分析及び警戒監視に全力を挙げ、我が国の平和と安全の確保に万全を期してまいります。