北朝鮮のミサイル等関連情報(続報)

令和4年1月16日
 防衛省

  1. 北朝鮮が1月14日に発射した弾道ミサイルについて、現時点までに得られた諸情報を総合的に勘案すると、北朝鮮は、14日14時50分頃までに、北朝鮮北西部から、弾道ミサイルを2発、東方向に発射しました。詳細については現在分析中ですが、最高高度約50km程度で、距離は通常の弾道軌道だとすれば、約400km程度飛翔し、我が国の排他的経済水域(EEZ)外である北朝鮮東岸付近に落下したものと推定されます。
  2. 今回発射されたミサイルは、2019年5月4日などに発射された短距離弾道ミサイル(短距離弾道ミサイルA)と外形上類似点のある固体燃料推進方式の短距離弾道ミサイルで、昨年9月15日に鉄道から発射されたものと同型のものとみられますが、詳細については分析中です。
  3. 防衛省としては、北朝鮮の軍事動向について、引き続き、米国等とも緊密に連携しながら、必要な情報の収集・分析及び警戒監視に全力を挙げ、我が国の平和と安全の確保に万全を期してまいります。