令和元年度(2019年度)における懲戒処分の状況について

令和2年7月22日
防衛省

1 概要

 令和元年度(2019年度)中に懲戒処分を受けた自衛隊員は、983人(前年度比92人増)で、その内訳は、自衛官が959人(前年度比105人増)、事務官等が24人(前年度比13人減)となっています。

2 「処分の種類」別処分数

 処分数を種類別にみると、免職123人(前年度比21人増)、停職502人(前年度比115人増)、減給201人(前年度比39人減)、戒告157人(前年度比5人減)となっています。

3 「処分事由」別処分数

 処分を事由別にみると、私行上の非行(その他類するものを含む)が222人(全体の約23%)と最も多く、次いで、私有車両運転に伴う悪質な交通法規違反が148人(全体の約15%)、窃盗・詐欺・恐喝・単純横領が118人(全体の約12%)の順になっています。

4 再発防止に向けた取組

 防衛省・自衛隊としては、こうした規律違反行為が起こらないよう、服務指導の徹底を図るほか、規律違反の根絶に向けた諸施策を引き続き実施することにより、再発防止の努力を続けてまいります。