防衛副大臣臨時記者会見

日時
令和8年10月12日(月)12:19~12:23
場所
防衛省A棟1階エントランス
備考
北朝鮮による弾道ミサイル発射事案後のこやり防衛副大臣臨時会見

動画版

1 発表事項

北朝鮮は本日、北朝鮮内陸部から少なくとも2発の弾道ミサイルを北東及び東方向に向けて発射し、北朝鮮東岸付近や日本海に落下したと推定されます。現時点で我が国領域や排他的経済水域(EEZ)への飛来は確認をされておりません。発射された弾道ミサイルはそれぞれ、9時19分頃発射され、最高高度約20km程度で、約220km程度飛翔、もう一つは、9時36分頃発射され、最高高度約70km程度で約910kmを超えて飛翔。これらのうち、9時36分頃に発射されたものについては、変則軌道で飛翔した可能性を含め、詳細については現在、日米韓で緊密に連携して分析中であります。北朝鮮は今年に入ってから、今回を含め11回、少なくとも18発の弾道ミサイル等を発射しており、昨年と比べると既に回数は2倍を超え、発数は3倍程度となっております。総理にはですね、本件について直ちに報告を行い、情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して迅速・的確な情報提供を行うこと。航空機・船舶等の安全確認を徹底すること。不測の事態に備え万全の態勢をとることの3点について指示がありました。また、防衛省においては、防衛大臣が総理指示を受け、アメリカ、韓国等と緊密に連携し、情報収集・分析に全力を挙げること。不測の事態の発生に備え、引き続き、警戒監視に万全を期すことの2点について指示を出しました。現在までのところ、航空機や船舶からの被害報告等の情報は確認をされておりません。これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射を含め、一連の北朝鮮の行動は、我が国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものであります。また、このような弾道ミサイル発射は関連する安保理決議に違反し、国民の安全に関わる重大な問題です。今回の発射については、我が国として北朝鮮に対し、北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議し、強く非難をいたしました。防衛省としては、国民の生命・財産を守り抜くため、引き続き、アメリカや韓国等とも緊密に連携し、情報の収集・分析及び警戒監視に全力を挙げてまいります。以上です。

2 質疑応答

記者:
1問お尋ねします。今回、時間を置かずに2回発射したということですが、今回の発射の特徴や意図について、現状どのように分析されていますでしょうか。

副大臣:
現時点でですね、北朝鮮による個々の発射の意図については、我が方から確定的にお答えすることは困難であります。どのような狙いがあるにせよですね、北朝鮮による核・ミサイル開発は、我が国及び国際社会の平和と安定を脅かすとともに、関連する安保理決議に違反するものであり、断じて許せません。防衛省としては、北朝鮮の軍事動向等についてアメリカ等とも緊密に連携しながら、引き続き、情報収集・分析及び警戒監視に全力を挙げてまいりたいと思います。以上です。

以上