来週の前半、米国のオースティン国防長官が来日をいたします。オースティン長官の来日は、今年の7月以来でありまして、心より歓迎申し上げます。具体的な日程などの詳細につきましては、現在、日米間で調整中でありますが、私もオースティン長官と意見交換を行う予定であります。
Q:日韓関係についてお伺いします。韓国のキム・ヨンヒョン国防相が辞任をしましたが、受け止めをお願いします。また、韓国との防衛協力への影響や、大臣の訪韓日程への影響についてもお聞かせください。あわせて、この件を受けまして、日本側の防衛政策を変更する必要性があるのかどうか、どのようなお考えかお聞かせください。
A:他国の内政につきましてはコメントはいたしませんが、10月にICBM級の弾道ミサイルが発射されました。続いて、先月の11月にもですね複数発の弾道ミサイル、これが北朝鮮から発射されるなど、地域の安全保障環境が厳しさと複雑さ、これを増している中で、日韓、日米韓、この連携がますます重要であるということには変わりがありません。私も先般、日韓、日米豪比韓、この防衛相会談を行いまして、連携を確認したところであります。防衛省・自衛隊としては、国際社会の様々な課題にパートナーとして協力すべき重要な隣国である韓国における今般の動きにつきましては、引き続き特段かつ重大な関心をもって注視をしつつ、こうした日韓、日米韓の連携の重要性を踏まえながら適切に対応してまいります。私の訪韓につきましては、具体的に決定したものはありませんが、防衛省・自衛隊として、引き続き韓国側と密接に意思疎通を図るということが重要であると考えております。
Q:今の質問に関連してなんですけれども、韓国については、二国間だけじゃなくて、日米韓ですとか、日米豪比韓など様々なミニラテラルな枠組みを構築して、地域の安全保障の改善に向けて取り組んでおられると思います。北朝鮮、ロシア、中国といった懸案があるなかで、今回の事態が多国間の枠組みや、インド太平洋地域の安全保障環境にどう影響を与えるか、お考えをお聞かせください。
A:今般の韓国国内の動きについては、その内外への影響を含めまして、特段かつ重大な関心をもって注視をしつつ、日米韓の連携の重要性を踏まえながら適切に対応してまいります。その上で、我が国が戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面をしている中で、同盟国・同志国間のネットワーク、これを有機的に、重層的に構築をしていくということと、それに加えまして、それを拡大をして、抑止力を強化をしていくということは重要なことであります。防衛省といたしましては、各国のカウンターパートと密接に意思疎通を図りながら、引き続き同盟国・同志国間との協力・連携を強化をしながら、我が国の平和と安全、さらには地域と国際社会の平和と安定及び繁栄を確保していく考えであります。
以上