防衛大臣記者会見

日時
令和5年11月17日(金)10:06~10:09
場所
参議院別館3階防衛省控室
備考
木原防衛大臣閣議後会見

1 発表事項

 なし。

 

2 質疑応答

Q:先日、週刊誌報道にありました三宅政務官のハラスメント事案ですが、改めて大臣の受け止めと、何か政務官に対して指示をされたことがありましたら何か教えてください。

A: 昨日、参議院の外交防衛委員会において、三宅政務官御本人から説明がありました。また、私も答弁もしたところであります。本件につきましては、私からは、三宅政務官に対して、適切に説明を行っていくべきである旨は指示をしております。なお、防衛省・自衛隊においてはですね、現在、私の下で、あらゆるハラスメント根絶をすべく組織を挙げて取り組んでいるところでありまして、政務三役も一体となってそのハラスメント問題に対処していくことが重要であるというふうに考えているところであります。

Q:今のに関連してですね、昨日、三宅政務官の答弁、お近くで聞かれていてですね、説明は大臣から見てですね、納得できるもの、あるいは、説得力のあるものだったとお考えでしょうか。

A:昨日の国会においての三宅政務官御自身の見解を説明していただいております。そのとおりだというふうに思います。

Q:PFAS問題について質問したいんですけども、今年1月に米軍横田基地でPFASを含む泡消火剤760リットルが漏出したと本紙の取材で分かりました。漏出現場で保管されていた泡消火剤は、米軍がPFOSとPFOAは含まれていないと説明してきた代替品だったんですけれども、現場で回収された汚染水から高濃度のPFOSとPFOAが検出されたことが判明しています。代替品の説明と今回の汚染水のデータの矛盾について、防衛省は米軍からどのような説明を受けてるのでしょうか。

A:御指摘の事案についてでありますけども、現在、米国が交換した後の泡消火薬剤の製品を含めて、事実関係について、米側に確認中でありまして、これまでに、現時点ですね、まだ米側からの情報提供はありませんが、引き続き、関係省庁と連携して、地元の皆様に速やかに情報提供できるように努めてまいりたいと思っております。在日米軍においては、本年6月までに、海軍、海兵隊、本州の陸軍の各施設・区域と三沢飛行場で、原料にPFOSやPFOAを含まない泡消火薬剤に交換を進めてきたとの説明を受けております。その上で、2024年の9月までに、横田飛行場を含む全ての米軍施設・区域において、PFASを含まない非フッ素泡消火薬剤に交換するか、あるいは、水消火設備に移行する予定であるというふうに承知をしているところであります。

 

以上