なし。
Q:北朝鮮が昨日ですね、衛星と称する弾道ミサイルの発射を行うことを発表いたしました。これに関する大臣の受け止めと、防衛省の対応をお聞かせください。
A:衛星と称したとしてもですね、北朝鮮による弾道ミサイル技術を用いた発射は、安保理決議に違反し、国民の安全に関わる重大な問題であります。今回の発射に関する発表を受け、昨日29日、私から、万が一我が国の領域に落下する場合に備えて、弾道ミサイル等の破壊措置命令を発出をいたしました。米国、韓国等と緊密に連携しつつ、北朝鮮に対し、挑発行為の自制や、安保理決議の遵守を求めるとともに、引き続き、情報の収集・分析及び警戒監視に全力を挙げてまいります。
Q:過去の4回は、人工衛星と称して発射したものに関しては、防衛省は、弾道ミサイルとは分析されていると思うんですけれども、今回、実際に軍事衛星を打ち上げるんじゃないかという見方もありますが、その辺具体的な分析などどうされているんでしょうか。
A:我々とすれば、いかなる状況においてもですね、例えば今、北朝鮮が衛星と称して発射することを表明したものはですね、過去の例を踏まえれば、弾道ミサイルと推定されます。関連する国連安保理決議は、弾道ミサイル技術を使用したいかなる発射も禁止をしております。このような発射を強行されればですね、衛星と称したとしてもですね、関連する国連安保理決議に違反するものであると考えております。
Q:昨日ですね、岸田総理が翔太郎秘書官を更迭しましたけれども、改めて大臣のですね、翔太郎秘書官の公邸での行動についてどうお考えになるかということとですね、更迭の判断が遅かったという指摘もありますけれども、その辺りどうお考えかお願いします。
A:総理秘書官のですね人事に関しては、私からコメントすることは控えさせていただきたいと思います。
以上