防衛副大臣臨時記者会見

日時
令和5年3月19日(日)12:34~12:36
場所
防衛省A棟1階エントランス
備考
北朝鮮による弾道ミサイル発射事案後の井野防衛副大臣臨時会見

1 発表事項

 本日、北朝鮮は11時5分頃、北朝鮮西岸付近から、1発の弾道ミサイルを、東方向に向け発射しました。詳細については現在分析中ですが、発射された弾道ミサイルは、最高高度約50km程度で、約800km程度飛翔し、落下したのは朝鮮半島東側の日本海の我が国の排他的経済水域外であると推定をしております。また、当該弾道ミサイルは変則軌道で飛翔した可能性があり、引き続き分析中です。今回の発射について、防衛省から、政府内及び関係機関に対し、速やかに情報共有を行いました。現在のところ、航空機や船舶からの被害報告等の情報は確認はできておりません。北朝鮮は、昨年から立て続けにミサイル発射を繰り返し、朝鮮半島、そして地域の緊張を著しく高めています。16日にもICBM級弾道ミサイルを発射するなど、北朝鮮による一連の行動は、我が国及び地域、国際社会の平和と安全を脅かすもので、断じて容認できるものではありません。関連する安保理決議に違反するものであり、我が国として、北朝鮮に対し、北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議し、強く非難をしました。本件については、総理に直ちに報告を行い、国民への迅速・的確な情報提供等の指示がありました。これを受け、防衛省としても、関連情報の収集と分析に努め、緊張感をもって警戒監視等の対応に万全を期しているところです。引き続き、米国・韓国等の関係国とも緊密に連携して対応をしてまいります。

2 質疑応答

Q:先程、飛翔距離等発表がありましたけれども、弾の種類と、あとこれ、短距離弾道ミサイルという認識でよろしいでしょうか。

A:弾種等については、いずれも今、分析中でございます。詳細が分かり次第、追ってまた、情報提供させていただきたいと思ってます。

下線部:副大臣発言中、できておりません(誤)を、されていません(正)に修正

以上