防衛大臣臨時記者会見

日時
令和5年1月8日(日)12:33~12:36
場所
陸上自衛隊習志野演習場
備考
陸上自衛隊習志野駐屯地等視察後の浜田防衛大臣臨時会見

1 発表事項

 本日、第1空挺団による降下訓練始めを視察をさせていただきました。降下の安全を祈願して行われるこの、訓練始めでありますので、それをまず、安全ということを、まず最初に祈願をしたとこであります。本日の訓練の展示ではですね、第1空挺団隊員による高い士気と技量が十分に示され、大変心強く感じました。また、今回は、米軍に加え、新たにオーストラリア軍やイギリス軍が参加するなど、同盟国・同志国との強固な協力・連携を示すことができたと考えております。引き続き、第1空挺団の隊員が一丸となった各種訓練に励み、国民の信頼と期待に応えてまいりたいと思っております。

2 質疑応答

Q:防衛力抜本的強化元年と位置付けた、今年のですね、最初のですね、部隊視察を終えられました。こうした節目の年ということで、大臣が自衛隊に何を期待するか、ご所見をお願いいたします。

A:今、現在、戦後、最も複雑な安全保障環境の中で、防衛省・自衛隊は、国民の生命と平和な暮らしを守ることに全力を尽くさなければなりません。その中で、昨年12月に新たに策定した戦略文書は、真に国民を守り抜ける体制を作り上げる、戦後の防衛政策の大きな転換点になったと考えております。しかし、防衛省・自衛隊の取組は、新たな戦略文書を策定して終わりではありません。まさに今、スタートラインに立ったところであると考えます。防衛省・自衛隊は、日本国と日本国民を守る「最後の砦」であります。この気持ちを決して忘れることなく、私自身、国民の皆様の期待と信頼にしっかりと応えられるよう職責を果たしてまいりますので、隊員諸君にも私と同じ気持ちを持って、今年一年の職務に精励することを期待いたします。

以上