本日、有識者会議報告書が総理に手交され、政府・与党協議会において、総理より、防衛力の抜本的強化に向けて関係大臣間で調整を加速する旨の発言があったことを受けまして、財務大臣と今後の進め方等について認識を共有するため、財務大臣を訪問したところであります。
Q:会談の中でですね、大臣からどのような話を財務大臣にされたかご紹介いただけますでしょうか。
A:会議において、私からはですね、将来にわたりわが国を守り抜くため、防衛力を抜本的に強化することの必要性と次期防衛力整備計画の総額をどの程度確保できるかという点が極めて重要である旨、国民の皆様へ分かりやすく丁寧な説明ができるような防衛力整備計画としたいことをお伝えした上で、今後、防衛力の抜本的強化に必要な予算の確保に向けて、財務省と調整を加速していきたい旨、申し上げました。防衛費の内容や規模については、新たな国家安全保障戦略等の策定に向けて、国民を守るために何が必要か、あらゆる選択肢を排除せず現実的な検討を加速しているところであり、防衛省としては、政府部内でしっかりと調整を行い、防衛力の抜本的強化に必要な予算をしっかり確保していく考えであります。
Q:今日の会談の中で、大臣から鈴木大臣に対して、具体的な額は挙げていたのでしょうか。
A:本日の会議では、この整備計画の具体的な金額については、議論をしておりません。いずれにせよ、防衛費の内容や規模等については、新たな国家安全保障戦略の策定に向けて、あらゆる選択肢を排除せず現実的に検討し、必要な内容をしっかりと積み上げているところであり、政府部内でしっかりと調整を行い、防衛力の抜本的強化に必要な予算をしっかり確保していきたいと考えております。
以上