防衛大臣記者会見

日時
令和4年10月7日(金)09:38~09:41
場所
国会議事堂本館内閣議室前
備考
浜田防衛大臣閣議後会見

1 発表事項

 なし

2 質疑応答

Q:昨日実施された日米韓共同訓練についてなんですけれども、改めてになりますが、訓練の意義と今後も同様の訓練を継続して行っていく考えがおありか教えていただきたいです。

A:北朝鮮は、かつてない高い頻度でですね、かつ新たな態様でのミサイル発射を繰り返しております。一連の北朝鮮の行動は、わが国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものであり、わが国を含む国際社会全体にとって深刻な挑戦であります。こうした厳しい安全保障環境の中で、昨日、海上自衛隊は、米海軍及び韓国海軍とともに、わが国周辺海域において弾道ミサイル情報共有訓練を、日本海において各種戦術訓練をそれぞれ実施いたしました。防衛省・自衛隊としては、わが国を取り巻く安全保障環境がより一層厳しさを増す中、今回の訓練の実施を通じてですね、地域の安全保障上の課題に対応するための3か国協力を推進するものであり、共通の安全保障と繁栄を保護するとともに、ルールに基づく国際秩序を強化していくという日米韓の3か国のコミットメントを示すものであります。本年6月の日米韓防衛相会談では、共同訓練を含めた3か国での協力を深化させる重要性について一致しており、防衛省・自衛隊としては、今後も引き続き、3か国の連携を深めてまいりたいというふうに思っているところであります。

Q:北朝鮮は、昨日爆撃機や戦闘機を20機出して、韓国空域周辺でですね、それに対して韓国側も戦闘機で応じるということがあったんですけども、お互いに応酬が続いている状況を大臣どのようにお考えになっておられますか。

A:基本的にこの応酬ということではなく、我々は我々としてのですね、訓練計画に基づいてやっておりますので、その点について応酬ということは我々としては認識しておりませんから、計画通りに実行しているということだと思います。

Q:北朝鮮のミサイルなんですけども、昨日も2発発射されましたけども、新たな分析結果、弾種であったり、飛行距離について何かあればお願いします。

A:北朝鮮が4日及び昨日発射した弾道ミサイルについては、これまでに発表したとおりでありますので、これ以上の発表事項はありません。既に発表したこと以上の詳細については現在分析中でありますので、そういうことでよろしくお願いいたします。

以上