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Q:BMD弾道ミサイル防衛対応の中枢である航空総隊司令部を視察されての所感をお聞かせください。
A:本日、「航空総隊司令部」を視察させていただきました。航空総隊司令部は、航空自衛隊の戦闘機部隊等の指揮に加えて、弾道ミサイル防衛における統合任務部隊の指揮も任務としております。わが国防衛において非常に重要な役割を担っております。常に緊張を強いられながら、国の安全を守るという崇高な任務にひたむきに取り組んでいる現場の隊員を直接確認できたこと、これは大変意義のあることだというふうに考えております。
Q:訓示の中でも触れられていましたけれども、ロシアや中国の活動が活発化する中でですね、警戒監視やスクランブル発進などの対応も増えていると思います。あらためて、そういった現場に指揮を出す航空総隊を視察されての期待することですとか、お願いいたします。
A:周辺国が航空戦力をですね、大変増強し、その弾道ミサイル、巡航ミサイル、また航空機等のですね、経空脅威が複雑化しております。航空優勢を確保し、また弾道ミサイル防衛に万全を期すことは、わが国の防衛にとって死活的に重要であります。昨日も北朝鮮が弾道ミサイルを発射いたしました。戦闘機部隊の指揮に加え、弾道ミサイル防衛に関する重要な役割を担う航空総隊に対する期待はですね、将来にわたって揺るぎません。引き続き、対領空侵犯措置、そしてまた、弾道ミサイル防衛に万全を期していくとともに、わが国の航空戦力を質と量の面においてですね、強化していく考えでおります。
Q:南西方面ではですね、無人機という新たな技術によるコスト・インポージング戦略を揃えている状況ありますけれども、ただ対領空侵犯措置っていうだけではなく、また新たな対応が必要になってくるかと思うんですが、そのあたり大臣のお考えを。
A:当然の如く、今、そういう意味では無人機というものに対する各国のですね、ニーズというのは高まってきておるわけでありますし、我々としてもこれに対する対処の方法、また我々もその無人機というものに対してですね、更に検討を加えて、今後の態勢を整えるということも当然、考えの中にあるわけでありますんで、今後もまた、3文書も含めですね、いろんな議論の場があるわけでありますんで、そこで検討させていただければというふうに思っているところであります。
Q:ロナルド・レーガンの訓練があって、防衛大臣として、ご意見お願いします。英語で大丈夫ですか。
Q:What do you think about Ronald Reagan recent exercise?
A:確かに、今、おっしゃられたロナルド・レーガン含めですね、米韓の訓練が行われるわけでありますけれども、当然の如く、お互いの練度を高め、そしてまた、意思の疎通を図るという面ではですね、大変その両国の間の距離がもっと縮まってくるというふうに思いますので、そういった面において、我々も含め、この演習の意味というのは大変有意義だというふうに我々は思っているところであります。今後、我々もそのチャンスがあればまたどこかで、そういった訓練をすることになると思いますけれども、それをしっかりとまた見守っていきたいというふうに思っているところであります。
以上