昨日の北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けまして、先ほど、オースティン米国防長官との電話会談を実施いたしました。会談において、私とオースティン長官は、北朝鮮による一連の弾道ミサイルの発射が国連の安保理決議違反であるものであり、特に昨日のICBM級の発射は両国にとって、深刻なものであることで一致をしました。その上で、日米の防衛当局が、引き続き、緊密に連携をしていくこと、また、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化していくことを確認するとともに、日米韓三か国で緊密に連携をして協力を進めていくことが重要であることを確認しております。また、ロシアによるウクライナ侵略への対応についても日米で緊密に連携をしていくことで確認をしました。防衛省・自衛隊としては、引き続き、国民の生命、そして平和な暮らしを断固として守り抜いてまいります。
Q:冒頭でですね、今日の発射の深刻なものであるとのことで一致したとありましたけれども、改めて、北朝鮮の発射の意図については何かしら議論はなされたのでしょうか。
A:北朝鮮の意図について、現段階で予断を持ってコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。
Q:今回、どちらからの呼びかけで実現したものでしょうか。
A:お互いに早期にですね、会談をしたいという意思が一致したところであります。
Q:会談は何分間行われたんですか。
A:30分間ですね。
以上