防衛大臣記者会見

日時
令和4年3月22日(火)08:40~08:42
場所
国会議事堂本館内閣議室前
備考
岸防衛大臣閣議後会見

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:岸田総理のインド訪問で日印「2プラス2」を早期に実施されることで合意されましたが、それに対する意気込み、インドとの関係を構築する重要性について、お考えをお伺いいたします。

A:インドとわが国は、民主主義や法の支配といった基本的価値を共有するとともに、安全保障上の戦略的利益を共有する「特別な戦略的グローバル・パートナー」です。先日の日印首脳会談でも確認されたとおり、FOIPの維持・強化に向けて、二国間や日米豪印の4か国で緊密に連携していくことが重要です。安全保障分野では、共同訓練において日印ACSAが活用されるなど二国間の連携が強化されていることに加え、日米印豪共同訓練の「マラバール」の実施など多国間での連携が活発化しています。防衛省・自衛隊としては、防衛当局間の緊密なコミュニケーションを維持するとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化のため、インドとの防衛協力・交流を引き続き推進させていく考えであります。

Q:昨日、ロシアの外務省が、日本との平和条約交渉について中断するという形で発表がありました。これの防衛サイドとしての受け止めとですね、今後のロシアの防衛戦略にどのような影響を与えそうかという受け止めをお願いします。

A:報道については承知をしておりますが、詳細についてはコメントは差し控えさせていただきたいと思います。いずれにいたしましても、ロシアによるウクライナ侵略に対して、国際社会で一致したメッセージをしっかりと届ける、すなわち、欧州諸国と連携をしていくということが何より重要になるんではないかと思います。

以上