新型コロナウイルスです。前回の会見以降、13名の隊員が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。これで本日までに合計325名の自衛隊員が新型コロナウイルスに感染したことが確認されております。
Q:年末が近づきまして師走に入りました。いくつかある懸案のうち、HNS、駐留米軍の経費について交渉の現況と見通しをお願いいたします。
A:HNSに関しましては、交渉が11月以降、日米間で行われているところですが、具体的には進行中ですので内容について対外的に明らかにしますと、いろいろ差し障りがありますので、お答えは差し控えたいというふうに考えます。いずれにしましても、一層厳しさを増しておりますこの地域の安全保障環境、わが国の厳しい財政状況を踏まえて、今後も適切に対応してまいりたいと思います。
Q:今の質問に関連ですが、概算要求の段階では来年の駐留経費の分も積んでいると思いますが、年内に交渉妥結するという方向性についてはいかがでしょうか。一部では越年する可能性があるという指摘もありますが、大臣のその点についての認識をお願いします。
A:ただ今、私、申しましたように、今、鋭意交渉を続けているところでございますので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。いずれにいたしましても、今後、適切に対応してまいりたいというふうに考えております。
Q:イージス・アショア代替についてなんですけれども、一部報道で、イージス艦新造2隻増艦・増隻という報道が出ています。この事実関係の確認と、今後の進め方について教えていただければと思います。
A:今般、中間報告を受け取りまして、イージス・アショアの構成品を洋上プラットフォームに搭載する方向で、引き続きあるべき方策を取りまとめるべく検討を進めております。まだ何も、中身について決定をしたということではございません。今後も、9月11日の内閣総理大臣の談話を踏まえて、しっかり議論を進めて、あるべき方策を取りまとめていきたい、こういうふうに思っております。
Q:その進め方の部分についてはですね、先週、中間報告を与党側にも提出したと思うんですが、今後、防衛省で考えをさらに絞った上で、閣議決定というところを目指して進めていかれるという理解でよろしいでしょうか。
A:そういうことも含めて、あるべき方策を取りまとめていくということであります。
以上