なし。
Q:本日の会談の受け止めをお願いします。
A:岩国飛行場は自衛隊、米軍の海兵隊、あるいは海軍、日頃からお世話になっている、大変重要なところでございます。また、米海軍の艦載機の移駐の受け入れ等、日本の安全保障に本当に最大限に御協力をいただいていて、防衛省として、感謝申し上げたいと思います。今日の御要望の中で、交付金の話、安全性の問題、あるいは騒音の問題、様々御要望をお伺いをいたしましたので、防衛省として、それをしっかりと受け止めてまいりたいというふうに思っております。
Q:国防への協力という言葉も出たと思うのですが、それを踏まえた上で、基地周辺の自治体住民の方に何かコメントがあれば、お答えいただければと思います。
A:本当に、安全保障、厳しい環境の中で、岩国飛行場の周辺自治体の皆様には日頃から色々と御支援を賜っていることに、改めて、感謝を申し上げたいというふうに思います。そうした皆様の御協力・御支援に応えられるように、我々としてもしっかり形にできるように努力してまいりたいと思います。
Q:先ほど大臣が再編交付金の話と騒音対策のことをしっかりと対応してまいりたいというふうにおっしゃったと思うのですが、具体的に交付金の延長等々、どのようにお考えでしょうか。
A:令和4年度からということになりますので、我々としても非常にこれは重要だというふうに思っております。しっかり対応していきます。
Q:その中で延長等々は。
A:しっかり対応していきたいと思います。
Q:FCLPの恒久的施設、馬毛島の話がちょっと出てこないのですけれども、実際、具体的に市長の方から滞在施設や人員の滞在のような施設を作ってほしいという要望もありましたが、具体的なものというのはどのようになるか、構想みたいなものはあるのでしょうか。
A:これから色々と検討が始まりますので、しっかりと御説明をしていきたいというふうに思います。
Q:コロナのことで、基地関係のお子さんが学校に通えなかった問題について、今日大臣としてもお詫び申し上げますということと、対応していくということをおっしゃられましたけれども、具体的に何か米側に申し入れ等考えていらっしゃるのでしょうか。
A:米側とは、この問題もやり取りをしております。米側は様々なオプションを用意しているということでしたので、それがきちんと徹底されるように、我々としてもお願いをしていきたいというふうに思っております。
Q:陸上自衛隊のオスプレイが先月、2機、岩国基地に陸揚げされました。あと全部で17機あると思うのですけれども、今後の陸揚げの場所について、今、決まっていることがあれば教えてください。
A:今、岩国に来ている分につきましては、米側の要員がコロナの停留をやっているところでございますので、この停留が終わり次第、しっかりとチェックをした上で木更津へ持っていくということになる、というふうに思っております。
Q:今後の陸揚げの場所については。
A:今後の日程については、また米側としっかり協議をしてまいります。
Q:2月に航空自衛隊向けのE-2Dも陸揚げされているのですけれども、それについて、それ以降一切情報が岩国市の方に入っていないのですけれども、E-2Dの配備計画、今後、岩国でどういうふうに整備をして、三沢の方に運んでいくのかというのと、F-35Bの導入も検討されていますけれども、そのF-35Bについても今回同様、岩国基地の方に陸揚げし、整備して配備するという形になるのでしょうか。
A:情報については、岩国市としっかりと連携できるようにしていきたいと思います。
Q:先ほどの通学の自粛を基地の司令官が要請した問題ですけれども、これについて、現状把握はどのようにされていたのか。それと、そのような命令みたいなものが出てですね、それによって日本の国民がそれぞれ持っている権利ですね、学習する権利、学校に行く権利というものが損ねられている。それについて、日米両方で教育受けられた経験のある大臣として、何かできることというのはあるのでしょうか。
A:そこは子供たちに迷惑がかからないように、日米でしっかりと連携をして努めていきたいと思います。
Q:具体的には何かありますか。
A:やっております。
Q:先ほど岩国の桑原市議が会談でなされた基地財源、基地交付金を使ったコロナ支援、この可能性であったり、実現できるかどうか、このあたりどのようにお考えですか。
A:まずメニューが提示されるということですので、メニューを拝見して検討していきたいと思います。
Q:現段階で不可能ではないという。
A:まずメニューを見てからということです。
Q:先ほどのオスプレイの関係ですけれども、昨日、木更津で防衛省側から7月上旬にも1機目の配備を始めるというようなことを明らかにされておりますけれども、岩国への整備、試験飛行等の日程感について教えてください。
A:先ほども申し上げましたように、米側の要員が今停留をしている最中だと思います。停留が終わり次第、さまざま確認、チェックが進んでいくと考えています。
Q:昨日、大臣、知事との会談後のぶら下がりで、今後のミサイル防衛であるとか、抑止力の考え方について、北朝鮮の情勢等を踏まえて安全保障が厳しいということを国民と共有することが大事だと。こういった国民的な議論を広げていく必要性と、どうすれば理解が得られると思いますか。
A:現状をまず、国民の皆様にしっかりと認識していただくということが重要だと思いますので、防衛省として、必要な情報はしっかり発信をしていきたいと思います。
以上