防衛大臣記者会見

動画版

日時
令和2年5月26日(火)14:17~14:30
場所
防衛省A棟11階第1省議室
備考
河野防衛大臣閣議後会見

1 発表事項

 昨日、政府のコロナウイルスの対策本部会議で、全ての都道府県の緊急事態措置が解除されたということを受けまして、防衛省においても、第5回となります新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。今後の自衛隊の活動における方針について議論をいたしました。今、文言の整理などを行っているところでございますので、今日中にも新しい指示を出したいと思っております。

2 質疑応答

Q:大臣、冒頭の御発言にありましたように、緊急事態宣言が昨日、全面解除されまして、防衛省・自衛隊の勤務態勢についてなのですが、これまで交代制ですとか、班分けの態勢をとってこられたと思うのですが、こういった勤務態勢とか部隊の行動制限をどのように見直していくお考えでしょうか。

A:緊急事態宣言が解除されましたが、まだ、第2波の恐れなどもありますので、一気に元のとおりというわけにはいきません。今、新たな方針を策定中で、今日の夕方、夜にも出したいと思っております。

Q:北朝鮮情勢についてですけれども、北朝鮮の国営通信が、24日に金正恩委員長の発言として、党中央軍事委員会で、核戦争抑止力を一層強化するというような発言をしたというふうに伝えていますけれども、この受け止めと、意図をどのように御覧になってますでしょうか。また、弾道ミサイル実験等更なる挑発に出る可能性もあると思うのですけれども、防衛省・自衛隊としての対応はいかかでしょうか。

A:そうした発言は認識をしております。防衛省・自衛隊としても、これまで以上にしっかりと情報収集し、分析をしていきたいと思っております。合わせて北朝鮮国内におけるコロナウイルス感染症の広がりについても、しっかりと情報収集をしてまいりたいと思っております。

Q:緊急事態宣言が解除されて、県境を越える移動とかも一部できることになると思うのですけれども、まだ18日までという話もあって、アショアの関連で、秋田、山口に訪問される予定があると思うのですが、この辺のスケジュールはどうなるお考えでしょうか。

A:まだ決まっておりません。

Q:一応、18日までは、そういうのは入らないということになるのでしょうか。

A:そうしたことを含め、今、調整をしているところです。

Q:昨日、中東に派遣される「きりさめ」が日本近海での洋上の隔離を終えて、中東に向かったわけですけれども、改めてになりますけれども、このコロナ間の中で自衛隊が海外での活動を継続する意義について改めて教えて下さい。

A:「きりさめ」、PCR検査の結果、全員陰性ということでございました。また、日本近海で14日間過ごしまして、特に感染症状が出た者がおりませんので、感染者なしということで、中東へ向けて進んでいるところでございます。来月の前半には、任務に就くことになるのではないかと思っておりますし、土曜日ですか、「おおなみ」が海賊対処の指揮移転をいたしました。このアデン湾付近、あるいはアラビア海での海賊の根本的な原因となっている、ソマリア周辺の貧困の問題が未だ何ら解決されておりません。そういうこともあって、海賊対処の任務というのは、今後しばらくやっていく必要があると思います。また、中東の情勢も中東各国、今、コロナが広がりつつある中で、情勢に特に大きな変化はございません。ホルムズ海峡あるいはアデン湾を航行する船舶の数、またその中での日本関係船舶の数、そんなに大きな変動がないようでございますので、日本としてもこうしたシーレーンの自由な安全な航行というのは国の経済、国民の平和な暮らしに直結いたしますので、自衛隊としてもしっかりと任務を続けてまいりたいと思っております。

Q:コロナの関係で辺野古の工事が中断していますが、これの再開見通しはいかがでしょうか。

A:現場と調整しながら沖縄防衛局がどうするか決めていくことになろうかと思います。

Q:在日米軍の方で、緊急事態宣言がまだ続いているかと思うのですが、今後の工事の再開の判断では、こうした米軍側の事情というのは考慮するおつもりなのでしょうか。

A:米軍とも当然意見交換はすることになろうかと思います。

Q:イージス・アショアについて、現在、再調査をされていると思いますが、今月末で提出ということになっていますが、今のところ、今月末に出てくる予定なのか、もしくはもう一度延期になる見通しなのか教えてもらえますでしょうか。

A:ちょっとその辺の細かい状況はわかりませんが、しっかり再調査をすると申し上げておりますので、必要ならそこはしっかりやらなきゃいかんと思っております。調査の進捗状況について、特に承知しておりません。

Q:緊急事態宣言の解除について、第2波も来るかもしれないというふうに大臣おっしゃいましたが、現場の隊員に改めてどういった行動を求めるのか、またこれから出水期に入りますけども、withコロナの中でそうした避難所等色々考えなければならない中で、どういった教育だとか用意をしていかせようとお考えでしょうか。

A:今後のことについては、先ほどから申し上げておりますように、今日中にも新しい指示を出したいと思っております。今、鋭意やっているところでございます。段々、台風も発生するようになり、梅雨も近づいてくる。また、各地で大雨が降るような状況になってきておりますので、いつ災害派遣要請があっても、きちっと応えられるような準備はしておかなければならないと思っておりますが、今までと違って、こうした新型コロナ感染症がまだ残っている中でございますので、災害派遣に出る自衛隊の諸君にしっかりと感染の防止のためのマスクその他、きちっとした装備を持たせていかなければならないと思っておりますし、手洗いの励行その他、隊員一人一人に感染防止のために気を付けてもらわなければいけないことは、災害派遣に出るときも同じでありますので、各部隊そうしたことをしっかりと伝達し、教育をした上で、準備を整えてもらいたいと思っております。

Q:今の緊急事態宣言の解除に関連してお聞きします。大臣、先日の記者会見で自衛官の飲食店の利用等、そういった不要不急の外出は引き続き差し控えたいというようなことをおっしゃっていましたけれども、今回、全面解除ということになりまして、その辺の対応は変えるお考えはあるのかお聞かせください。

A:今日中にも新しい指示が出ますので、今日中には報告できると思います。

Q:今、現時点ではまだ決めていないということでしょうか。

A:今、検討しているところです。

Q:仮にですね、引き続き不要不急の外出を差し控えるということになった場合、北海道とか自衛隊員とその家族に地域経済を依存している自治体がかなりあるのですが、そういったところではかなり影響が大きいのですが、そういう外出を差し控えるというようなことを解除できるような目安とか、そういったものは大臣の中で考えはあるのでしょうか。

A:今、新しい指示を出すべく検討しているところでございます。

Q:山口の方のアショアですけれども、一部報道で生活用水が萩市から回せないのではないかというような話がありますけれども、これは今どういう状況にあるのか教えて下さい。

A:もちろん萩市も水の量は限られていると思いますが、漏水を防いだり、あるいは基地の中で処理をして再利用できる水は再利用するなど、色々な対応方法はあると思っております。

Q:漏水を防ぐとなると、それなりの費用がかかるのですが、その費用を防衛省が負担するとかはあり得るのでしょうか。

A:色んな議論が、色んな対応の方法があると思いますので、そこはしっかり考えていきたいと思います。

Q:秋田の方は検討中だと思うのですけれども、今、調査の中で同様のことが起きないようにというか、自治体の給水能力というのは、その調査に入っているのですか。

A:インフラ関係の中で検討しております。

Q:山口の時は、そこは検討していたのですか。

A:事務方にお尋ねください。

以上