なし。
Q:イランがイラクのアメリカ軍施設を攻撃しましたけれども、防衛省としての受け止めをお願いします。
A:中東情勢の緊張を緩和させるために、あらゆる国にそのための努力をしてもらわなければならないと思っておりますし、日本としてもできることはしっかりと政府一体となって努力をしていきたいと思っております。
Q:近く派遣されます中東への情報収集活動、とりわけ護衛艦の出港の時期であるとか、あるいは派遣命令に関する影響はいかがですか。
A:中東における日本船舶の航行の安全に必要な情報収集をしっかりやっていく必要があろうかと思っております。
Q:時期について変更の可能性はいかがですか。
A:今のところ、閣議決定を変更する必要はないと思っております。
Q:今日、野党が緊張の高まりを理由にして自衛隊の派遣の中止を求めるということで一致したそうですが、これについてどうですか。
A:現時点で、閣議決定を変更することは考えておりません。
Q:自衛隊が危険な状態になることが理由だと思いますが、そのリスクについては。
A:閣議決定を変更する要素はないと思っております。
Q:閣議決定に先立って、政府は護衛艦については、2月上旬に出港して、2月に活動を開始させたいとおっしゃっておりましたが、これも変更ないという理解でよろしいでしょうか。
A:準備がしっかりと進むということが前提ですが、準備が整えば送り出したいと思います。
Q:当初の準備に4週間かかるということに変わりないという理解でよろしいでしょうか。
A:準備を様々進めています。当初の想定のとおりに送り出したいと思います。
Q:政府としては、閣議決定をしたときと今で、状況は変わっていないという認識でよろしいでしょうか。
A:状況に変化は当然あるわけですが、閣議決定の変更が必要な要素ではないと考えています。
Q:P-3Cの出発が11日、これに変更はありますでしょうか。
A:海賊対処のP-3Cですから、当初の予定どおり、今のところ、行く予定です。
Q:P-3Cに対する任務付与ですね、調査・研究、これを11日に行うのか、その先になるのか、その辺がどうなりますでしょうか。
A:必要なときに行います。
Q:11日にやらない可能性もあるということですか。
A:必要なときに行います。
Q:閣議決定の内容に変わりないということですが、活動海域についても、今のところ、変更ないということでしょうか。
A:今のところ、閣議決定の内容を変更する要素はないと思っております。
Q:イランがミサイルをもって米軍基地を攻撃したインパクトというのは、大臣にとって、どの程度のものだったのでしょうか。
A:中東の緊張が高まってきたということがあると思いますが、全ての関係国が緊張の緩和に向けて努力をしなければならないと思っておりますし、今、そのための努力が様々行われていると認識しております。
Q:閣議決定の内容を変更しないということですが、閣議決定した時と今とでは、状況が変わってきていますが、以前よりも自衛隊を派遣する重要性、必要性がより高まっているという御認識でしょうか。
A:日本船舶の航行の安全に関する情報収集というのは、これは今、きちんとやらなければいけないという状況だと思います。
Q:同盟国アメリカにはどういった対応を期待したいですか。
A:全ての国に緊張緩和に向けての努力が必要だと思います。
Q:そういう話は昨日のエスパー長官との間ではされたのでしょうか。
A:電話会談の中身については、私から申し上げるのは差し控えます。
以上