防衛大臣臨時記者会見

日時
令和元年11月24日(日)19:49~19:55(日本時間)
場所
リッツ・カールトン・バーレーン 326号室
備考
河野大臣バーレーン訪問(CTF司令部訪問、バーレーン国軍司令官との会談、イエメン大統領顧問との会談、IISS所長表敬後臨時会見)

1 発表事項

 今日は、海賊対処活動を行う、CTF151司令部を訪問いたしました。司令官を務める、クウェートのアルカンドリ・カレド大佐から、CTF151の活動の説明を受けると同時に、意見交換をいたしました。CTF151の司令部要員として任務を行っている、山崎塁1等海尉を激励いたしました。その後、バーレーンのハリーファ国軍司令官と会談し、防衛交流を引き続き、しっかりと実施していくことで一致するとともに、中東情勢に関する意見交換を行いました。また、イエメンのミフラーフィ大統領顧問と会談し、鈴木外務副大臣にも同席をしていただいて、イエメン情勢に関する意見交換を行いました。また、マナーマ対話の主催者であります、国際戦略研究所のチップマン所長ともお目にかかって、今回の招待についてお礼を申し上げました。

2 質疑応答

Q:バーレーンやイエメンの方々とは、自衛隊の派遣についてもお話をされたと思うのですが、相手方の反応はいかがでしたでしょうか。

A:昨日、同じように、非常に好意的でありました。まだ、確固たる話はできないものの、検討の方向について申し上げました。

Q:特に、バーレーンは有志連合の本部もございますし、港も持っているということで、そのあたりの情報共有や港の活用についてはいかがでしょうか。

A:まだ、具体的なことは決まっておりませんので、具体的な話ということにはなりませんでしたが、これまでも海賊対処活動の船が寄港したり、あるいは、先般のIMXが行われたり、これまでも自衛隊が非常にお世話になっておりますので、そうしたことに感謝を申し上げました。しっかりと日本側の計画が固まった段階で、また、御連絡をすることにしております。

Q:1泊4日という強行軍でしたが、今回の中東訪問の成果とご感想をお聞かせください。

A:中東のそれぞれの関係者に日本の自衛隊のアセットの派遣についての検討の方向性に関して、様々意見交換ができたのは、非常によかったと思います。また、装備品を含め、防衛交流をしっかりやっていこうということが多かったので、しっかりとフォローアップをしていきたいと思います。

Q:改めて自衛隊の派遣について、総じて、中東各国の反応はいかがでしたでしょうか。

A:ネガティブなところはありませんでした。好意的に受け取ってくれるところが非常に多かったと思います。

Q:会談の日程を終え、スピーチの中では、日本だからこそ果たせる役割があるという信念は、防衛大臣になってからも変わらないということをおっしゃっておりましたが、日本だからこそできることというのは、色々な会談をされた中で、今、どのように感じてらっしゃいますか。

A:少なくとも、宗教的、あるいは、様々な民族的中立であるということ、ネガティブな歴史上の足跡がないということ、また、中東から見て、日本の経済の発展が、この中東の平和と安定に大きく依存していることはよく理解していただいていると思います。また、官民挙げて、日本が中東にしっかりと寄り添ってきたという過去の歴史を、非常に好意的に受け止めてくれている、これは、ODAもありますし、日本が天然ガス、石油、先行的に輸入を始めたということもあって、日本に対する信頼は非常に厚いものがあると思います。そういう意味で、日本は中東のすべての国と同じように話ができるという、非常に貴重なポジションにあると思いますので、これからもしっかりと外交努力を続けていくことが必要であろうと思います。

Q:そうした中で、自衛隊の派遣を検討しているわけですが、日本が自衛隊を中東地域に出すことの意義について、改めて教えてください。

A:しっかりと中東の情報の収集を強化していきたいと思っております。そういったことが、今後の日本の活動について基礎となっていくと思います。

Q:CTFを訪問されましたが、自衛隊の派遣に当たって、海賊対処部隊のアセットの転用も検討事項に入っていると思いますが、今日、司令官から説明を受けて、転用は可能とお考えでしょうか。

A:そうしたことを含め、今、検討しております。海上自衛隊を中心に検討をしてもらっておりますので、しっかりと考えていただきたいと思います。

Q:確認ですが、司令官とお話をしたときは、自衛隊の派遣について意見交換はなかったということでしょうか。

A:今回は、CTFの活動と、日本がまた司令官のポジションを受け継ぐことになりますので、そうしたことについて、意見交換をいたしました。

Q:GSOMIAに関連して韓国大統領府は、日本側が22日の発表をした際に、両国で午後6時に同時発表すると合意していたのに、先に日本側のメディアが報道したということに対して、不快感を示しました。それと、韓国側が、貿易管理体制について改善すると言っている発表に対しても、遺憾の意を表明したということを大統領府が発表しましたが、これについてはいかがでしょうか。

A:事実関係を把握しておりませんので、分かりません。

Q:それに対して経済産業省は陳謝したと、韓国大統領府は言っておりますが、その事実についてはいかがでしょうか。

A:知りません。

以上