防衛大臣臨時記者会見

日時
令和元年11月23日(土)23:03~23:10(日本時間)
場所
リッツ・カールトン・バーレーンヴィラ18前
備考
河野大臣バーレーン訪問(マナーマ対話、日仏防衛相会談、ヨルダン外相との会談等後臨時会見)

1 発表事項

 マナーマ対話は、過去2年外務大臣としてまいりましたが、防衛大臣として初めてマナーマ対話に出席いたしました。今日のスピーチの中では、中東の海洋安全保障の重要性、わが国のこれまでの取組について申し上げ、日本の基本姿勢、並びに、今、検討していることについても触れました。フランスのパルリ大臣、ヨルダンのサファディ外務大臣とバイ会談を行い、日本が今、検討している内容について申し上げると同時に、地域情勢あるいはインド太平洋における安全保障の協力についての意見交換をしたところです。そのほか、出席している各国大臣クラスの昼食会がございましたので、その中でも日本の検討状況について、説明をした部分もございます。

2 質疑応答

Q:中東派遣の件ですが、具体的な検討状況と発表の時期について、どのようにお考えになっていますでしょうか。

A:発表状況は、結論が出たらということになろうかと思います。今の時点で、何かデッドラインを決めているわけではありません。しっかりとした検討をしていきたいと思っております。

Q:日仏やヨルダンとの会談、昼食会等の会合で、中東派遣については、どの程度理解を得られたとお考えでしょうか。

A:各国、非常によく理解をいただいていると思っております。

Q:GSOMIAについてですが、昨日、GSOMIAの破棄は回避されたということですが、まだ協議がこれからも続くということで、今後もGSOMIAについて不安定な状況が続くと思うのですが、日韓の関係で現場を抱える防衛省・自衛隊は、不安定な状況が続くことは決してプラスにならないと思うのですが、この点についてはどうお考えでしょうか。

A:GSOMIA破棄という停止通告が、延期されたという状況ですので、GSOMIAに基づいた情報交換というのは、必要に応じて、今後続けていくことになると思いますが、今回の決定は、一時的なものと理解しておりますので、GSOMIAの協定本則に戻った延長がしっかり行われるという賢明な判断を、韓国には是非していただきたいと思っております。

Q:先ほど、一部のメディアに、マッケンジー司令官が有志連合として、日本と情報共有をしっかりとしていきたいと発言をされたのですが、有志連合との情報共有についてはどのようにお考えになっていますでしょうか。また、実際に、アメリカの高官等とそのようなお話は今日されたのでしょうか。

A:同盟国としてのアメリカとは、様々な連携をこれまでしているところでありますし、今回の中東派遣に当たっても、アメリカとどのような連携をしていくかは、検討の対象になっております。

Q:実際にアメリカの高官等と昼食会の中で、そういったお話を意見交換されたのでしょうか。

A:アメリカには既に、日本として、独自にアセットを派遣することを検討しているということは、様々なレベルで伝えておりますが、まだ日本側の検討が終わっておりませんので、それ以上の情報交換というところまでは至っておりません。

Q:今回、各国に色々な場で説明をされたかと思いますが、どのような反応が返ってきて、理解を得られているようなお考えでしょうか。

A:ネガティブな反応はありません。そういう意味で日本が検討しているということについて、理解はしてもらっているかと思います。正式に決めた段階で、もう一ラウンド、各国に日本の決定を伝えることはしていかなければならないと思っております。

Q:大臣のスピーチへの反応や感想はありましたでしょうか。

A:随分、日本のことについて質問が多くありましたので、関心の高さは伺えると思います。

Q:情報交換の関連ですが、フランスは有志連合に関わらず独自派遣ということと聞いておりますが、フランスとはその点で日本と似たような立場にあると思いますが、今後の連携や情報交換について、フランス側と意見交換はあったのでしょうか。

A:フランス側の考えをお聞きしました。ヨーロッパのイニシアティブというものがはっきりした段階で、どのような情報交換・連携があり得るのかということは、我々も検討しなければならないと思います。

Q:何か合意に至った点はありますでしょうか。

A:お互いこういうことを考えている、ということを伝えあったということです。

Q:フランスは、イランとの外交努力で、マクロン大統領が尽力されていますが、イランを巡る状況についての意見交換はあったのでしょうか。

A:今回、特に、イランについての話はありませんでした。考えているアセットの派遣ということについて、お互い検討していることを伝えたということです。

Q:その点で、今、中東情勢に関する日仏の認識はどのようなものになっているのでしょうか。

A:それほど差はないと思っております。

Q:深刻な危機が高まっているという、今日、大臣が言及されたようなことでしょうか。

A:お互いの認識に差はないのかなと思います。

Q:GSOMIAが継続となりましたが、これまでと同じような状況で情報交換ができるとお考えでしょうか。

A:GSOMIAが破棄されたわけではありませんので、GSOMIAの枠組みに則った情報交換はできるであろうと思います。

以上