防衛大臣臨時記者会見

日時
令和元年10月27日(日)16:54~17:01
場所
福島県いわき市南部アリーナ
備考
河野防衛大臣の宮城・福島訪問に係る臨時会見

1 発表事項

 今日は、最初に船岡駐屯地へ行き、隊員の生活環境を視察しました。その後、丸森町の実際の入浴支援現場を見てまいりました。その後、本日は埠頭の関係でできておりませんでしたが、小名浜港にて入浴支援を行っていた、輸送艦「くにさき」の状況を確認し、また、南部アリーナで隊員の生活環境を視察しました。非常に厳しい状況の中で、捜索あるいは救助に始まり、入浴・給水支援、そして、これからまだ災害廃棄物の除去といった災害派遣が続くと思いますが、隊員がしっかり頑張れるよう食事や住環境をきちんと整えて、隊員の安全・健康にしっかり気を配りながら、被災者の皆さんにしっかり寄り添って活動をしてもらいたいと思っております。今日、実際に隊員が寝泊まりをしているところを見て、昼には同じ食事を食べました。隊員の健康管理にしっかり気を配りながら、隊員の皆が被災をされた方々に寄り添い様々な場面で支援をしているところを実際に見ることができました。被災をされた方、本当に、気を強く持って頑張っていただきたいと思っておりますし、防衛省・自衛隊としても、しっかりと最後まで、この災害派遣を皆様のために頑張っていきたいと思っております。

2 質疑応答

Q:本日、実際に自衛隊員の方の生活を御覧になって、何か改善すべき点ですとか、気が付いた点などございましたでしょうか。

A:以前よりは、かなり改善されてきていると思います。特に、缶詰の食事からレトルトになり以前よりも良くなりました。100点満点かと言われるとそうではないと思いますが、必要なカロリーをきちんと摂って、必要な栄養も後からしっかり足していけるような状況になっていると思います。寝泊まりするところも、ここは本当に良い場所を提供していただきました。丸森町では、テントで、ストーブを点けながら隊員が寝泊まりしている場面もありましたが、なるべくしっかりローテーションをやることによって頑張ってやっていただきたいと思っています。

Q:これだけ毎年大規模な災害が続きますと、自衛隊の災害派遣に対する任務というものが、だんだん重くなっていると思うのですが、従来の自衛隊の任務ですとか訓練に影響が出ると思うのですが、この辺の両立はどうお考えになっていますでしょうか。

A:これだけ、台風、豚コレラといったものが続いて災害派遣が増えますと、日頃の警戒監視あるいは訓練に影響が出てくることも想定されると思います。そういう中で、自衛隊として、どのように人命救助あるいは被災された方の生活支援をやっていくか、これはどちらもしっかりやらなければいけないことだと思っておりますので、どうすれば一番効率的・効果的にできるのかというのは、それぞれの部隊レベルでも考えてもらい色々知恵をだしてもらいながら頑張ってやっていきたいと思っておりますし、予備費あるいは補正予算をしっかりと確保して、次に充てていきたいと思っております。

Q:今朝なのですが、マクマスター元補佐官と会談をされたということなのですが、自衛隊の派遣も含めて、どういうやり取りをされたのか、お願いします。

A:安全保障環境あるいは日米関係全般について話をする中で、アメリカは歴史的に陸軍の工兵隊が、インフラ、河川ですとか港湾いったものの管理をやっているという話がありました。自衛隊も、そこまで大掛かりにやっている訳ではありませんが、今回、川の浚渫や一部堤防を直したりしているので、予算のあり方については、少し研究をする余地があると思っています。

Q:中東情勢について、直接やり取りというのは。

A:特にありませんでした。

Q:福島県内の断水も徐々に解消されて、給水支援のニーズも少なくなってきていると思うのですが、その人員を、今課題になっている災害廃棄物の搬出の方にシフトさせたり、災害廃棄物の搬出の人員を今後さらに増やすお考えはありますでしょうか。

A:災害廃棄物に関しては、これまでも災害の中で非常に大きな課題であり、長期化するものだという認識をもっております。要請があれば、それにどのように自衛隊として対応できるか、しっかり考えていきたいと思っています。丸森町では、役場の前の災害廃棄物の集積所で、自衛隊の隊員が仕分けや積み下ろしの手伝いをしているところを見ましたが、大変な量になっていますので、環境省とも相談をして、どこまで自衛隊でやらなければいけないのか相談をしているところです。自衛隊としても、しっかり考えていきたいと思います。

以上