防衛大臣臨時記者会見

日時
令和元年10月18日(金)17:47~17:51
場所
防衛省A棟1階エントランス
備考
中東地域への自衛隊派遣検討に関する河野防衛大臣臨時会見

1 発表事項

 先ほど、官房長官からも発表がありましたが、国家安全保障会議におきまして、関係閣僚間での議論を踏まえ、わが国として、中東地域における平和と安定及びわが国に関係する船舶の安全の確保のために、日本として、独自の取組を行っていく方針が確認されました。そのために、外交の努力を継続する、航行の安全対策を徹底する、そして、情報収集態勢強化のための自衛隊のアセットの活用について、具体的な検討を開始するということになりました。自衛隊のアセットの活用の内容については、これから、具体的に検討していきますが、アメリカが提案している「海洋安全保障イニシアティブ」に参加するのではなく、日本独自の取組を適切に行っていきます。ただ、アメリカとは、今後も緊密に連携していきたいと思います。自衛隊のアセットは、新規の艦艇の派遣、あるいは、既存の海賊対処部隊の活用の可能性を検討していきたいと思います。活動の地理的範囲については、オマーン湾・アラビア海北部並びにバブ・エル・マンデブ海峡東側の公海を中心に検討していきます。今回の目的は、情報収集態勢の強化でありまして、防衛省設置法による調査研究として実施することを考えております。現時点で、自衛隊のアセットが、日本の関係する船舶の防護をする必要があるような状況とは考えておりません。先ほど、こうしたことに関する大臣指示を出したところでございますので、しっかりと検討をしてまいりたいと思います。

2 質疑応答

Q:先ほどの四大臣会合では、総理大臣から何か指示はございましたでしょうか。

A:こうした外交努力の継続並びに航行の安全対策の徹底、それと自衛隊のアセットの活用ということで、特に、アセットの活用の検討を開始するということです。

Q:派遣の時期の目途はいつ頃になりますでしょうか。

A:これから、それを含め検討していきたいと思います。

Q:なぜ、今の時期の検討の開始だったのでしょうか。

A:イランのタンカーが公海で襲撃をされたという事案もございました。また、その前には、サウジアラビアの油田地帯での攻撃ということがありましたので、日本として、情報収集態勢を強化していく必要があるだろうということで、その一環として、自衛隊のアセットの活用を検討していこうということになりました。

Q:海賊対処の期限が11月中旬と聞いていますが、その時期とのタイミングについてはいかがでしょうか。

A:特に、それとは関係ありません。

Q:オマーン湾も派遣の対象の範囲だと思いますが、厳密に、ホルムズ海峡も含むのでしょうか。

A:そうしたことを含め、検討していきたいと思っておりますが、どちらかというと、まず、バブ・エル・マンデブ海峡の東側、ホルムズ海峡の東側というところを中心に検討していこうと。検討の結果次第では、色々あると思います。

Q:ホルムズ海峡の東側というのは、外が中心ということでしょうか。

A:現時点では、そのように検討していきます。ただ、検討の結果を予断するものでありません。

Q:アメリカの構想には参加しないということですが、米側に説明をしているのでしょうか。

A:アメリカとは色々なやり取りをしています。

以上