防衛大臣臨時記者会見

日時
令和元年10月3日(木)22:35~22:40
場所
防衛省A棟1階エントランス
備考
日米防衛相の電話会談及び日サウジアラビア防衛相の電話会談に係る河野防衛大臣臨時会見

1 発表事項

 先ほど、アメリカのエスパー国防長官と電話会談を行いました。今回の北朝鮮の弾道ミサイルは断じて容認できず、日米両国間の緊密な連携を引き続きやっていこう、ということで一致しました。また、日米の情報共有を進めていくこと、それから、日米韓の緊密な協力が重要だ、ということを確認しました。その後、サウジアラビアのムハンマド皇太子兼国防大臣と電話会談を行いました。ムハンマド皇太子殿下には、私が外務大臣に就任したときに一番最初にお電話をいただいて、お祝いを言っていただいたということもあります。先般、イランの国防大臣と電話会談をしておりますので、サウジアラビアの国防大臣である皇太子殿下とも電話会談を行いたいと思いまして、私の方から電話のお願いをし、中東情勢全般、そして、日本とサウジアラビアの防衛交流などについて意見交換をしたところでございます。

2 質疑応答

Q:エスパー国防長官とは、北朝鮮のSLBMとみられる、ということについて意見交換して、それで一致しているということでしょうか。

A:今回の北朝鮮の弾道ミサイルについて、それぞれ情報交換、意見交換をしたところです。

Q:日米韓というのは、3カ国での連携を強化していこう、ということで一致したということでしょうか。

A:こうした北朝鮮の事態がありますので、日米韓の協力をしっかりと維持していくこと、これが重要だということで一致しました。

Q:大臣は、日米の情報共有とおっしゃいましたが、日米韓の情報共有という言い方をされなかったのは何か意味があるのでしょうか。

A:アメリカの国防長官との電話会談で、別に三者の電話会談ではありません。

Q:今回のミサイル発射が容認できないということで一致したということですが、これまで、トランプ大統領が短距離は認めてきたけれども、今回は準中距離と認定されていますが、これの認識は日米ですり合わせはされたのでしょうか。

A:これまでも北朝鮮があらゆるミサイルの発射をするということが、安保理決議に違反して、容認することができない、というのが日米両国の共通の理解です。トランプ大統領が米朝プロセスを後押しするために、様々なご発言、ツイッターをされていることは理解しておりますが、それは米朝プロセスを進めるという意味において発言をされている、というのが共通理解です。

Q:エスパー氏からは、GSOMIAの更新について、改めて、韓国に働きかける、そういった話はあったのでしょうか。

A:GSOMIAについては、特にはありませんでした。

Q:GSOMIAというワード自体も出てこなかったということでしょうか。

A:ありません。

Q:サウジアラビアの皇太子とホルムズ海峡を巡っての協議はありましたでしょうか。

A:中東情勢について、様々意見交換をいたしました。

Q:エスパーさんとの会談なのですが、持ちかけたのはどちらからかということと、今回時間は何分ぐらいやられたのでしょうか。

A:おそらく、時間は20分ぐらいだったと思います。今回、私の方から電話いたしました。

Q:日米の電話会談についてですが、北朝鮮の国連決議違反だということで一致したということは理解できるのですが、実体的に制裁がある中で、こうしたミサイル開発が進んでいるということについて、例えば、抜け穴があるのではないか、瀬取りのような抜け穴があるのではないかと言われていますけれども、その点について、抜け穴を埋めていこうという認識というのはありましたでしょうか。

A:これまでも瀬取り対策等、抜け穴と言われていることについて、日米で協力して色々やってきております。それは、今後も強化していくつもりであります。

Q:エスパー国防長官へ、サウジアラビアと電話をするということは事前にお伝えしていたり、エスパーさんとの中でサウジアラビアの話というのは出ていないということですか。

A:第三国を含む話ですので、申し上げるのは差し控えたいと思います。

Q:この間、立て続けに海外の国防長官と電話会談をされていますけれども、これの意義についてお話しください。

A:我が国として、様々な国と安保協力を進めていこう、ということにしておりますので、当然に日米同盟、あるいは、このインド太平洋、自由で開かれたインド太平洋を目指していく上で、同じ方向を向いている国、あるいは、日本と極めて緊密な関係にある国々のカウンターパートとは緊密に関係を築いていきたいと思っております。

以上