防衛大臣臨時記者会見

日時
令和元年10月1日(火)18:03~18:09
場所
防衛省A棟1階エントランス
備考
日イラン防衛大臣の電話会談に係る河野防衛大臣臨時会見

1 発表事項

 今日の午後、イランのハータミ防衛大臣と電話会談を行いました。時間にして30分くらいだったと思います。先方から私の防衛大臣就任に際して、お祝いを申し上げたいということでしたので、電話をお受けして、中東情勢その他について話をいたしました。外務大臣当時、イランのザリーフ外務大臣とは何度もお目にかかって、様々な意見交換をしておりましたので、ハータミ防衛大臣ともこういう情勢でありますので、様々意見交換を率直にできる関係を、今後築いていけたらいいなと思っております。

2 質疑応答

Q:実際にお会いする予定とか、目途とか、そういったものは何か。

A:先方から、都合のいいときにぜひテヘランへ、という御招待をいただきましたので、私の方からも、もしよろしければ、東京へお出かけくださいということは申し上げました。今のところ、具体的なことは何も決まっておりません。

Q:イランがニューヨークの場で、HOPE(ホープ)構想というのを呼びかけていたと思いますが、これについて説明だったり、参加の要請というのはありましたでしょうか。

A:イランの構想についても話題には上りました。

Q:説明は受けたと。

A:中身については差し控えたいと思います。

Q:サウジアラビアの油田施設への攻撃について、大臣は、フーシ派の可能性が強いというようなお話をされていたと思うのですが、今回の会談の中で、イランの関与等について何かお話はされたのでしょうか。

A:フーシ派が当時声明を出している、ということを言っていた訳であります。サウジアラビアの油田の件も、話題には上りました。

Q:具体的にはどのようなやり取りがあったのでしょうか。

A:中身については差し控えたいと思います。

Q:日本としては、イランの攻撃への関与というものは現段階でどのように認識されているのでしょうか。また、その件についても話されたのでしょうか。

A:様々、アメリカを始め、色んな国と情報交換をしているところでございます。

Q:アメリカ主導の有志連合については何か、お話はされましたでしょうか。

A:話題には上りました。

Q:参加しないでほしいですとか、そういう要請はなかったでしょうか。

A:中身については差し控えたいと思います。

Q:日本の海運会社が運航しているタンカーが攻撃された件について、やり取りは何かございましたでしょうか。

A:ありません。

Q:中東情勢について意見交換をされたとのことで、大臣から建設的な役割を果たしてほしいということを伝えたということですが、先方からはそれに対してどのようなリアクションがあったのでしょうか。

A:先方の発言については、私の方から申し上げるのは差し控えたいと思います。

Q:中東情勢の深刻化というところについては、大臣から具体的にどういう文言で伝えられたのでしょうか。

A:日本の原油の輸入の8割はホルムズ海峡を通ってくる訳ですから、この地域の安定は日本のエネルギー保障にダイレクトに関係があることだ、ということは申し上げました。

Q:防衛省の説明によると、日イランの防衛相が会談をするのは初めてということなのですが、今回、就任のお祝いということですが、このタイミングで会談の要請があったことをどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。

A:私も、防衛大臣が電話会談、直接の会談を含め、初めてと聞いて、ちょっとびっくりしましたが、日本とイランというのはこれまでも友好的な関係にありましたし、今、中東情勢が厳しい折に、防衛大臣同士も率直に意見交換ができる関係を作ることが非常に大事だと思いましたので、先方から電話会談のオファーがありましたので、喜んでお受けいたしました。

Q:以前、茂木大臣とイランの外相が会談をしていますが、改めて、防衛・国防当局間でやる意義や意味はいかがでしょうか。

A:もちろん外交努力で中東の緊張緩和を目指すというのが日本政府として大きな方針でありますが、こういう状況がありますので、防衛当局間でも様々なレベルで色々意見交換、情報交換できるチャンネルを築いていくというのは大事だと思います。

Q:日本とイランで意見が一致した部分はあるのでしょうか。

A:これからもこういう会合、会談、やり取りを続けていこうということは一致しております。

Q:やり取りは英語ですか。

A:私は英語で、先方はペルシャ語・英語の通訳の方が向こう側にいらっしゃいました。

Q:北朝鮮の非核化を巡って、米朝の実務者協議が5日に開かれるという情報が入ってきたのですが、受け止めをお願いできますでしょうか。

A:北朝鮮の非核化というのを進めていこうというのが、国際社会の一致した思いでありますから、日本としては、引き続き、米朝プロセスをしっかり支えていきたいと思います。

以上