防衛大臣臨時記者会見

日時
令和元年9月29日(日)18:15~18:22
場所
沖縄県庁1階エントランス前
備考
河野防衛大臣の沖縄訪問に係る大臣臨時会見

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:普天間飛行場の辺野古への移設計画を巡っては、軟弱地盤の問題があり、防衛省では現在、土木技術の専門家による技術検討会で、工法についての助言を求めているところです。防衛省としては、今後の助言結果を踏まえて、早ければ年内にも県への設計変更を申請したい意向なのか、スケジュール感としてのお考えをお聞かせください。また、技術検討会のメンバーの半数が国の機関に関わる方で、県内からは「客観的な助言が可能なのか」「地盤改良工事は可能と追認するだけではないか」との疑問や批判の声が上がっています。大臣は、こうした声について、どう受け止めていらっしゃいますでしょうか。

A:かなり経験豊富な工法で、安定して工事が進められると聞いておりますし、それを検討会でしっかり確認をしていただくということだと思います。その道のプロですから、しっかりと御意見をいただけると思っております。時期その他については、はっきりした段階で申し上げたいと思います。

Q:辺野古軟弱地盤の設計変更やサンゴの移植申請について、県は、国との訴訟が終わるまで埋立てを前提とした手続きには応じない、という姿勢を見せていますけれども、国としては、どのように考えているのでしょうか。

A:サンゴに関しては、申請をしているのではないかと思いますので、これは、沖縄県の方で適切に審査をしていただけると思っております。軟弱地盤については、今申し上げたように、かなり経験のある工法で対応できると聞いておりますので、準備ができ次第、申請をしていきたいと思っております。普天間の全面閉鎖・全面返還のための辺野古移設でございますので、その間の安全性の除去というのにも努力をしてまいりますが、政府として、一日も早い普天間基地の閉鎖・返還のために、辺野古移設をしっかりやっていきたいと思っております。

Q:明日、四軍調整官との面会を控えていますが、先ほど知事や副知事からも飲酒運転や米軍の事故についての要望がございましたが、どのような要望を明日される予定なのか、また、これまで米軍の事故が相次いでいますが、米軍の対応が十分だったのかどうか、その点をお聞かせください。

A:先日のエスパー国防長官との電話会談でも、日米同盟を強化するためには地元の理解と協力が何よりも必要だ、ということを申し上げてまいりました。米軍にはリバティ制度を始め、これまでも色んな努力をしていただいていると思っておりますが、地元の御理解・御協力が得られるような対応をしっかり求めていきたいと思います。

Q:米軍の本部港の使用について、大臣の方から「次からこうした交渉がやりづらくなる」という反対活動に対してのコメントがありましたけれども、一方で、米軍のパラシュート訓練に関しては、地元の反対を押し切る形で嘉手納飛行場での訓練を強行されている実態もあり、一方では、交渉の成果そのものに不信感があるという声もありますが、この状況については、どのように考えられていますか。

A:SACOの合意の中で、このパラシュートの降下訓練は伊江島でやることになっております。嘉手納は極めて例外的な措置で、その例外的な措置が随分多かったので、それは困る、きちんと伊江島で対応できるように準備をしてほしいということを申し上げて、米側が設備を準備してくれましたので、伊江島で、しっかりとパラシュートの降下訓練が、これから行われるようになると期待をしたいと思います。

Q:普天間の危険性の除去という喫緊の課題に対して、部隊を県外・国外に長期的にローテーションでもっていくことで、普天間を使わないことも可能ではないか、という提案があったと思うのですが、これに対して、どうお考えになりますか。

A:北東アジアの安全保障環境が厳しい中で、日米同盟の抑止力を維持しながら、この普天間の閉鎖・返還を実現するためには辺野古移設が唯一の方策ということで、政府としては、一日も早くこれを実現していきたいと思っております。普天間飛行場を閉鎖して返還をする、先ほど松川市長ともお目にかかりましたが、その後をどういうふうにしていくかという未来像を地元にしっかり描いていただけるように、政府として、この辺野古の移設を一日も早くできるように努力をしてまいりたいと思います。

Q:移設の前の段階での、その他の危険性の除去について、長期ローテーションで県外・国外にできるだけ持っていけないかという意味合いだったかと理解していますが。

A:普天間飛行場が返還される前の間の安全性の除去についても、政府としては取り組んでいきたいと思いますが、米側としっかり、どういうことができるか、協議の上でやっていきたいと思います。

以上

※下線部について、下記のとおり修正いたしました。
「安全性の除去」→「危険性の除去」