防衛大臣記者会見

日時
令和元年9月24日(火)10:23~10:33
場所
防衛記者会会見室
備考
河野防衛大臣閣議後会見

1 発表事項

 災害派遣ですが、台風15号に関して、この三連休も、引き続き、千葉県でブルーシートの展張作業に、約1,100名が15の市と町で作業にあたりました。倒木の除去についても、21の市と町で作業を行っているところであります。高圧幹線については、かなり復旧が進んでおりますが、低圧の部分が数多く残っておりますので、そこについて、御家庭への引き込みを含め、東京電力と協力して作業にあたっているところであります。給水支援については君津市、入浴支援については君津市と八街市で続けているところであります。そして、台風17号により、長崎県対馬市において、断水が発生し、長崎県知事からの御要請があって、災害派遣による給水支援を行っておりましたが、昨日中に活動を終了しているところです。そして、21日の朝、岐阜県で豚コレラが発生し、22日に確認され、岐阜県知事から、殺処分の支援に係る災害派遣要請がございましたので、守山の35普通科連隊を基幹に、殺処分支援を実施しているところです。昨日、23日夜8時15分から、約25分間、アメリカのエスパー国防長官と電話会談を行いました。私から就任の挨拶を申し上げ、日米同盟の更なる強化に取り組むことで一致をし、また、PFOS等を含めた地元の負担軽減についてもやり取りがございました。その他、朝鮮半島情勢、自由で開かれたインド太平洋、米軍再編といったことについても話合いをいたしました。

2 質疑応答

Q:日米防衛大臣電話会談についてですが、日韓関係、GSOMIAの破棄等もあり、関係が悪化している日韓関係について、言及はありましたでしょうか。

A:北朝鮮情勢を踏まえて、日米韓の連携が重要だというやり取りはございました。それ以上については、差し控えたいと思います。

Q:8月の日米防衛相会談の際は、有志連合構想を巡ってエスパー氏から内容の説明があったと、岩屋前大臣は米国・イランとの関係を検討し、総合的に判断するという考えを伝えられました。今回の電話会談で、有志連合構想に関する協議があったのかどうか、差し支えない範囲で内容をお願いします。

A:中東情勢についての意見交換は行いました。日本の対応について、特に今何か決まったということはございません。様々な情報交換を通じて、日本として、まず外交努力を中心にしっかり緊張緩和に向けて努力をしていきたいと思います。

Q:その考えは伝えられたということでよろしいでしょうか。

A:はい。

Q:PFOS等についてもやり取りがあったということですが、具体的にどういったやり取りがあったか教えていただけますでしょうか。

A:具体的なやり取りについては、控えたいと思いますが、エスパー長官が就任してから、PFOSを含めたPFAS、全体的なこうした化学物質についてイニシアティブをとられておりますので、そうしたことについて今後しっかり情報交換、あるいは、対応の協議をしていきたいと思います。

Q:沖縄県側が立ち入り等を求めている経緯があるのですが、そういったことも議題に上がったのでしょうか。

A:内容については、公に申し上げるのは差し控えたいと思います。

Q:国連総会で、安倍総理とロウハーニー大統領の会談が予定されていますが、会談への期待と有志連合構想については話題に上がるのか、お願いします。

A:議題に何が上がるのかは、外務省に聞いていただきたいと思いますが、中東の緊張緩和に向けて、これまでも日本はイランと色々やり取りをしておりましたので、そうしたことへ繋がることを期待したいと思います。

Q:韓国との関係について、お伺いしたいのですが、来月の観艦式に韓国が参加しないという情報がありましたが、事実関係をお願いします。

A:観艦式については、今日の午後発表できると思いますので、お待ちください。

Q:招待をそもそも韓国に出したのか、どうかその点はいかがでしょうか。

A:どの国が参加するかということを今日の午後発表したいと思います。そこまでに関するやり取りについては、外に申し上げることではないと思います。

Q:エスパー長官との電話会談で、中東情勢について意見交換されたとのことですが、サウジアラビアの石油施設への攻撃に関しても意見交換をされたということでしょうか。

A:話題にのぼりました。

Q:その中で、英仏独の三カ国の首脳が、イランに責任があると共同声明を出していますけれども、日本の立場として、フーシ派の行為の可能性が高いという認識に変化はありますでしょうか。

A:フーシ派が声明を出したと認識していますが、具体的に誰がどうやってということについては、関係各国と情報交換をしながら、今、日本側として情勢を分析しているところです。

Q:一部報道で、自衛隊が使っている人命救助システムをODAでフィリピン軍へ供与するという報道がありましたが、事実関係をお願いします。

A:自衛隊が使っている装備を出すのではなく、自衛隊が調達しているものと同じようなゴムボートですとか、コンクリート・カッターをフィリピンにODAで供与するということを、外務省が調整をしているということです。もし、供与が行われた場合に、自衛隊として、その使い方のトレーニングのような能力構築支援の要請がくるだろうと思っているところですが、まず、ODAとしての供与の調整は、今、外務省でやっているところです。

Q:支援の要請がきたならば、どのように対応していこうとお考えでしょうか。

A:もし、ODAとしてこうしたものを供与すると決まれば、必要に応じて、自衛隊も対応することになろうと思います。

以上

※下線部について、下記のとおり修正いたしました。

  災害派遣ですが、台風15号に関して、この三連休も、引き続き、千葉県でブルーシートの展張作業や倒木の除去等の作業にあたりました。本日は、約1,100名が15の市と町で作業にあたり、倒木の除去についても、21の市と町で作業を行う予定です。

  そして、21日の朝、岐阜県で豚コレラが確認され、22日、岐阜県知事から、殺処分の支援に係る災害派遣要請がございましたので、守山の35普通科連隊を基幹に、殺処分支援を実施しているところです。