防衛大臣臨時記者会見

日時
9月2日(月)18:00~18:06
場所
防衛省A棟1階エントランス
備考
日印防衛相会談に係る岩屋防衛大臣臨時会見

1 発表事項

 日印の防衛相会談についてご報告いたします。本日、インドのシン国防大臣との防衛相会談を実施しました。これは、年次の相互訪問として実施するもので、シン国防大臣は、本年5月の国防大臣就任後、初めての訪日となりました。防衛省としては、これまで日印の「特別な戦略的グローバル・パートナーシップ」を踏まえまして、幅広い分野で多層的な交流を実施してきたところです。今回の会談では、昨年の日印首脳会談で設置することで一致した日印の2+2を、日印首脳会談前の本年中に開催することで合意するとともに、日印ACSAに係る交渉の進展を歓迎し、早期妥結に向けて協力していくことを確認いたしました。更に、日印防衛当局間では、昨年中に3軍種全てで共同訓練を実現するなど、防衛協力・交流の進展を歓迎し、これを一層、着実に進展させることについて意見交換をしました。防衛装備・技術協力につきましては、防衛当局間の協力や産業間の協力を幅広く推進していくことでも合意をいたしました。また、防衛相会談後にシン国防大臣による安倍総理大臣への表敬に同席をいたしました。同表敬につきましては、「自由で開かれたインド太平洋ビジョン」の下で、協力を進めていくことを確認したところでございます。安全保障・防衛分野における日印協力は、両国にとってのみならず、地域の安定にとっても重要でありまして、今後ともこうした対話を通じて、日本とインドの防衛協力を一層進めてまいりたいと思います。

2 質疑応答

Q:2+2を首脳会談前の本年中に実施とありましたが、首脳会談はいつ頃を目途に行われるのでしょうか。

A:そこも調整中だと聞いておりますが、本年中に、ということで調整が進んでいると思いますので、できればその前に2+2を開催しよう、ということで今日は確認をして、今後日程の調整をしたいと思っております。

Q:日印のACSAについて、昨年8月に協議開始してから約1年がたちました。締結に向けて協議を加速ということですけれども、現時点の協議の進捗状況、それから締結に向けた見通しをお聞かせください。

A:日印のACSAについては、何度も意見交換を行っておりまして、交渉は進展しておりますので、早期の妥結に向けて交渉を加速してまいりたいと思いますが、「いついつまでに」までは、見えてきておりませんので、できるだけ早期に妥結できるように努力したいと思います。

Q:海自の救難飛行艇US-2、これのインド輸出の実現を目指しているかと思います。これの進捗状況、そして、今日の会談での協議内容をお聞かせください。

A:具体的な防衛装備協力の内容については控えたいと思いますが、US-2について、日印間で長らく議論してきたことは、皆さんも御承知でございますので、今後も引き続き、議論をしていこうということになりました。まだ、すぐには答えが出る問題ではないと感じております。

Q:北朝鮮の弾道ミサイルや中国の海洋進出については、何か話題や意見交換はありましたでしょうか。

A:私どもの方から、わが国が抱える地域の課題ということで、北朝鮮情勢についても、また、中国の動向についてもお話をさせていただきました。

Q:それについては、先方からは何か協力であったり、そういう旨の発言は。

A:北朝鮮の問題は、国際社会全体の問題であるので、我々は、国連決議に基づくCVIDの実現が必要であると申し上げたのですが、インドとしても、我々の立場を理解していただいたと思います。また、中国については、インドは様々な対話を行っており、その中で伝えるべきことはしっかり伝えているというお話もございました。

以上