防衛大臣記者会見

(英語版/English

日時
平成31年2月1日(09:38~09:46)
場所
官邸エントランスぶら下がり
備考
岩屋防衛大臣閣議後会見

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:普天間飛行場の辺野古への移設を巡って、総理が軟弱地盤の存在を述べました。設計の変更が必要になる中で、沖縄県側が反発していますが、訴訟になる可能性もあり、工期も大幅に遅れる可能性もあると思いますが、防衛省としては、今後どのように対応していくおつもりでしょうか。

A:総理から答弁があったように、軟弱地盤については、地盤改良工事を行うことによって、クリアするというか、しっかりと工事を進めることが可能だというふうに考えております。従って、地盤改良工事の追加に伴って、変更承認申請を行う必要があるわけですけれども、それについては、現在、沖縄防衛局において、必要な検討を行っているところでございます。いずれにしても、軟弱地盤という問題も克服して、一日も早く普天間飛行場の完全な返還を目指して、着実に事業を進めてまいりたいと思っております。

Q:工期については、どの程度の影響があると予測されていますか。

A:どういう工法をとって、どういう工事を行うかということによって、それは変わってくることでございますので、この段階ではっきりと申し上げることは難しいと思っております。

Q:先般の韓国軍によるレーダー照射の一連の問題で、昨日の自民党の部会でも、このまま幕引きを図るのではなく、国民や国際社会の理解を得るためにも、新たな証拠を出すべきだという意見も出ていたのですが、一方、韓国側もNSCで日本側の威嚇飛行に「適法かつ必要な措置」をとると改めて確認したようなのですが、レーダー照射の事案について、防衛省としては今後どのように対応していくのでしょうか。

A:韓国側が先般出してきたデータについては、正確ではないということを、私は会見ではっきり申し上げているところでございます。それは明らかなことでございますので、殊更資料を出す必要もないと考えています。それから、自衛隊機は過去一度も、いわゆる威嚇飛行などは行ったことはございません。自衛隊の哨戒機が、何度も申し上げておりますが、韓国の艦艇に対して、いわゆる威嚇飛行などを行う意図もなければ、その理由も全くないわけでございますので、韓国側には適切で冷静な対応を求めてまいりたいと思いますし、レーダー照射のような事案が二度と起こらないように、しっかり求めていきたいと思っております。

Q:関連して、今年前半に予定する日韓の将官級交流、これをすべて延期する見通しという報道もあるのですけれども、日本側が関係改善を模索する中で、韓国側は後ろ向きともされる対応をしていますが、北朝鮮問題もある中で、今後の協力をどのように考えていくおつもりでしょうか。

A:日韓の防衛交流について、韓国側が後ろ向きだというふうには受け止めておりません。将官級協議を延期するのは、あくまでも日程上の都合だという説明を受けておりますので、状況が可能になれば、防衛交流はしっかりと進めてまいりたいと思っております。

Q:今、言及ありましたけれども、韓国側が主張している威嚇飛行に対する対応についてなのですけれども、大臣は会見等で明確に事実関係を否定されておられますが、一方でレーダー照射事案と異なって、現段階で文書、あるいは見解という形で防衛省としては反論をしていない状況です。レーダー照射と異なる対応の意図、考え方について、改めて、お考えを聞かせてください。

A:レーダー照射については、先に最終見解を公表させていただきましたが、あそこに尽きている、というふうに思っております。今般の威嚇飛行という指摘については、明確に私が会見で否定をしております。いちいち資料にして提出する考えはありません。

Q:先ほどの将官級の交流の上半期について白紙にするという、これについての事実関係は。

A:そんなことはありません。日韓の間には、様々なレベルの防衛交流がありまして、過去、特段公表するまでもないということで、公表していないものもありますが、そういうものについて、適宜適切に判断をしていきたいと考えておりまして、上半期全部中止する等という話は全くありません。

Q:先ほど、日程上の都合をおっしゃったのは、少しいつもより遅くなるとか、そういう趣旨ですか。

A:部隊の日程上の都合だと説明を受けております。

Q:それはどの事案について。

A:さっき御質問があった将官級の交流についてです。韓国海軍の第一艦隊司令官の日本訪問についてです。

Q:2月の分ですか。

A:そうです。

Q:辺野古なのですけれども、工事の長期化が予想される中で、県への変更申請をいつ頃までにお考えでしょうか。

A:さっき申し上げたように検討中でございまして、いつにということは決まっておりませんが、工期に大きな影響がないように、すべての作業をできるだけ速やかに進めていきたいと思っております。

Q:将官級交流で確認なのですけど、韓国側からそれを取り止めるという連絡があったというわけでもない。

A:部隊の都合で日程の都合がつきませんということなので、じゃあ延期しましょうということになっているということです。

Q:佐賀県の神埼市で発生した陸自のヘリの墜落事故から間もなく1年になるのですけれども、隊員の方が2名亡くなられて、当時在宅中の小学生が軽傷を負う重大事故でしたけれども、改めて受け止めと、事故調査の進捗状況についてお聞かせください。

A:事故から1年経って、改めて、国民の皆様に御心配をかけ、また、御迷惑をおかけしたということについて、改めてお詫びを申し上げたいと思います。現在、事故原因を調査中でございますが、更に追加して調査をする必要があるということで、今、調査を続けているところでございまして、これもできるだけ速やかに調査を終えて、しっかりと説明責任を果たしてまいりたいと思っております。

以上