防衛大臣臨時記者会見

(英語版/English

日時
平成31年1月11日(19:43~19:48)(日本時間)
場所
大西洋海軍管区司令部
備考
日仏防衛相会談

1 発表事項

 先ほど、パルリ大臣との間で初めてとなります、日仏防衛相会談を約1時間行ったところでございます。冒頭、私の方から、日本とフランスは「海洋国家」であり、かつ、「インド太平洋国家」でありまして、そして、昨年は日仏友好160周年の記念の年でもございました。防衛協力を目に見える形で進められたことについて、感謝し歓迎する旨を申し上げたところでございます。それから、我々が去年暮れに策定した、新たな防衛大綱・中期防について説明をさせていただきました。この方針を踏まえて、これからフランスとの間で引き続き、防衛協力をしっかり進めていきたいと申し上げまして、パルリ大臣からは、この防衛大綱を歓迎する旨の御発言をいただいたところでございます。それから、パルリ大臣からは、フランスとしてもインド太平洋地域の平和と安定にしっかりコミットしていきたいというお話がございました。こういう「自由で開かれたインド太平洋」というビジョンを共有できているということを、今日は確認させていただいたところでございまして、また、北朝鮮に関しては、国連安保理決議の履行を確実にするため、フランスから航空機並びに艦艇を派遣していただけるという考え方が示されまして、我々からは、これを歓迎するというお話をさせていただいたところでございます。それから、本年、「シャルル・ド・ゴール」という空母がインド洋へ展開する機会を捉えて、是非、日仏の共同訓練を実施していこうということで考えを一致することができましたので、これから検討を進めていきたいと思っております。更には、日仏防衛装備・技術協力となる案件について、いくつか話をさせていただきましたが、特に、次世代の機雷探知技術に関する共同研究が昨年開始されておりますけれども、これを更に発展させていこうということで一致をみたところでございます。これからの「2+2」におきましても、更に日仏の安全保障・防衛協力を一層進めるための議論を進めてまいりたいと思っております。

2 質疑応答

Q:今回の議論で海洋進出を強める中国についてはどのような議論が行われ、日仏でどのような一致点が見いだされたのか、また、会合全体をとおして得られた成果を日本の安全保障にどのように活かしていくとお考えか、お願いします。

A:中国については、私どもの方から、東シナ海及び南シナ海における活動の活発化の状況について話をさせていただきました。日仏の間では、これから共同訓練・演習等を含めて、この地域の海洋安保分野において、一層強力関係を強化していく必要があるということで、考え方を一致させたところでございます。先ほど申し上げたように、空母「シャルル・ド・ゴール」がインド洋並びにこの地域に派遣されることを踏まえて、どのような協力関係、共同演習等が可能か、これからしっかり当局間で検討を加速してまいりたいと思っております。

以上