防衛大臣臨時記者会見概要

日時
平成30年7月22日(14時43分~14時49分)
場所
ローソン倉敷真備町川辺店駐車場

1 発表事項

 本日、岡山県知事から災害派遣要請を受け、災害派遣部隊が活動しております「真備地区」において、大変暑い中、給水支援や入浴支援、そして、大量の災害ごみの撤去を続けている隊員を激励しました。今回の状況を見て、「真備地区」を始め、倉敷市、岡山県が本当に大変な被災を受けたということを改めて実感しておりますし、また、改めてお見舞いとお悔やみを申し上げたいと思います。私どもとしては、現在、特に災害廃棄物が多いこの「真備地区」におきまして、今月17日から、岡山県外の部隊も派遣し、現在、隊員約1,500名、重機やダンプカー約150台の態勢で、災害ごみの撤去作業を進めており、今日はその進捗状況を確認することができました。道路にある災害廃棄物は、かなり撤去されたと思いますが、まだ残る部分がたくさんあります。さらに加速度をもって、防衛省・自衛隊としても、この撤去にしっかりとあたっていきたいと思っております。私の方からは以上です。

2 質疑応答

Q:災害の発生から2週間以上が経過し、大臣も何ヶ所か被災地に入られましたが、これまでの自衛隊の活動を総括していただきたいと思います。また、今後も日本ではこのような災害が起きていくことが考えられますが、これからの自衛隊の活動について思うことがあればお願いします。

A:災害が起きた当初は、被災者、行方不明者の捜索・救助が中心の役割ということになります。今でもまだ不明の方がいらっしゃいますので、警察、消防と協力をして、しっかりと対応をしていきたいと思います。また、被災を受けられた方々の生活支援が自衛隊の重要な役割となっています。給水支援、入浴支援、あるいは物資の輸送、様々な形でこれからも被災者の皆さまに寄り添った形の活動を続けていきたいと思います。また、同時並行で起きておりますのが、生活の復興の為の災害廃棄物の撤去になります。特に、この「真備地区」では浸水被害が大きく、大量の災害廃棄物が出ております。自治体や地域住民の皆さまと共に、私ども自衛隊もしっかり役割を果たしていきたいと思っております。今回、このような度重なる災害におきまして、私どもも様々な教訓を得ております。災害の度に、研究センターの中でその時の知見を蓄積し、いかなる災害派遣もしっかり対応できるよう、自衛隊の能力を向上させていたきいと思っております。

Q:先ほども災害廃棄物の撤去の進捗状況に少し触れられましたけれど、全体で何割くらいまで進んでいて、今後の見通しをどのように見られているのかお伺いします。

A:今回の災害廃棄物の全体については、倉敷市、そして岡山県等が全体を見積もっておられるのだと思います。私どもとしては、災害対策本部の要請をもって、自衛隊の担任する部分をしっかり対応するということになりますので、そこは市全体の中で計画していく事なのだと思います。

Q:今回の教訓を活かしていくという事ですけれども、現段階で、今回の豪雨災害の一番の特徴、問題点や課題点はどこにあるとお考えでしょうか。

A:政府全体としての検証をすることになると思いますが、同時にかなり広範囲にわたって豪雨被害が起き、九州から西日本全体にかけて大変な被害がありましたので、これだけ広範囲での豪雨被害にどのように対応していくのか、今回の災害において私どもとして大きな経験をしたと思っております。

Q:豪雨が注意喚起されていた頃に、赤坂で行われた宴会について、被災者から疑惑や憤りの声を聞くことがあるのですが、どのように受け止めていらっしゃいますか。

A:5日の夜、天気予報等で豪雨があるという報道はありました。様々な状況も入っておりましたので、自衛隊としては、しっかり自治体との連携を取るということで対応していたと思います。実際に、私が現地に入ったのは翌6日、まだ災害が大きくなる前に中方の災害対策本部に行きまして、そこで中方の指揮官から現地の状況と災害対策についての指示をしております。その後、6日の夜から、かなり大きな災害が起きたという報告を受け、防衛省・自衛隊として対応することはしっかりしていたということでありますので、その対応について問題があるとは思っておりません。ただ、災害が予想される中で、非難を感じられる方々がたくさんいる中で、あのような写真を出すということは決して適当ではないというふうに思っております。

Q:岡山県への自衛隊員のさらなる派遣や増員の御予定はございますか。

A:倉敷市、岡山県からも調整を連日のようにやっておりますので、その調整の中で、私ども必要なことを対応していきたいと思っております。

以上