防衛大臣臨時記者会見概要

平成30年6月23日(16時55分~16時59分)
(於:海上自衛隊第5航空群)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:今日の追悼式の翁長知事の平和宣言の中で、アジアの緊張緩和の流れに触れて、辺野古移設がその流れに逆行するという指摘がありました。この考えについて、大臣としては、どのようにお考えでしょうか。

A:私どもとしては、北朝鮮問題が、外交の中でしっかり解決することは重要なことだと思います。現時点では、北朝鮮は、核・弾道ミサイルについて、何ら具体的な動きは示しておりません。また、在日米軍基地もこの地域の北朝鮮のみならず、安全保障上では重要な役割を果たしていると思っております。私どもとしては、普天間の、一日も早い危険性の除去のために、辺野古移設について、これからも丁寧に説明をし、御理解を得る努力をしていきたいと思っております。

Q:沖縄県内では、旧日本軍との関係から、自衛隊にも複雑な感情や反感もあります。沖縄戦での犠牲者を追悼する式典に参加した後、部隊を視察することは、県民感情の配慮に欠けているのではないかと思いますが、見解をお願いいたします。

A:本日、部隊視察をする中で、私が特に部隊に対して強調してお話したのは、本日は6月23日、沖縄にとって大変重要な日であり、そして、今でも先の大戦の辛い思いを背負っている多くの沖縄県民の方がいらっしゃるので、そういう方に寄り添う形でしっかり部隊の任務を運用してほしいと、今日の日がどういう日か認識をし、沖縄の方がどのような認識を持っているかよく考えながら、自衛隊として日頃の任務を遂行してほしい、そういう思いで部隊視察をし、訓示をさせていただきました。

Q:米韓合同軍事演習についてですが、今日、アメリカのマティス国防長官が、新たに米韓の海兵隊の2つの交流訓練の期限延期を決めました。これについて、受け止めをどのようにお考えでしょうか。

A:米国防省は、改めて今年8月に予定されている定例の米韓合同演習「フリーダム・ガーディアン」の停止を発表しまして、併せて今後3ヶ月以内に予定されている、韓国海兵隊交流プログラムにおける、2回の訓練の停止を発表したと承知しております。また、「追加的な決定を行うかは、北朝鮮が引き続き誠実に建設的な交渉を行うか否かにかかっている」旨の発表もあったと承知しております。防衛省としましては、これら米韓合同演習等の停止については、先の米朝首脳会談の成果を受け、これから外交が北朝鮮問題を解決に導こうとしている中で、米韓の防衛当局が外交努力をいかに下支えするかといった観点から判断されたのではないかと受け止めております。政府としては、在韓米軍を含むアジア太平洋地域の米軍の抑止力は、地域の平和と安定に不可欠なものであり、また、米韓合同演習は、地域の平和と安定を確保していく上で、日米共同演習及び日米韓3ヶ国の安全保障・防衛協力と並び重要な柱であると思っております。わが国を含む地域の平和と安定のために、引き続き、私どもとしては、米国及び韓国と緊密に連携していきたいと思っております。

(以上)

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