防衛大臣臨時記者会見概要

平成29年10月23日(19時34分~19時42分)(日本時間)

1 発表事項

 今、日米韓3か国の協議が終わりましたが、それに先立ちまして、日韓国防大臣会合について初めにご報告いたします。今日、私と、韓国の宋永武韓国国防部長官との日韓防衛相会談を行いました。今回の会談では、北朝鮮情勢について意見交換を行い、北朝鮮の度重なる挑発を抑止するためには、日韓、日米韓で更に圧力を強化し、北朝鮮に対して強いメッセージを発信していくことが必要であり、北朝鮮の核・ミサイル問題に対して、引き続き緊密に連携していくということで合意をいたしました。更に、日韓防衛協力・交流についても意見交換を行い、人的交流、艦艇・航空機の相互訪問等具体的な交流案件について着実に実施し、協力を進展させていくということになったと思います。宋永武長官とは直接の会談は初めてということになります。電話会談は過去にありましたが。お互いに信頼関係を作るため、今日は非常に良い機会だったと思っております。続いて、日米韓防衛相会談であります。マティス国防長官及び宋永武韓国国防部長官と日米韓防衛大臣会合を実施いたしました。北朝鮮を中心とした地域情勢及び日米韓防衛協力の進展などについて議論を行いました。北朝鮮の脅威が三か国のみならず、世界のその他の地域に対して、これまでになく重大な脅威を構成しているという認識を共有し、北朝鮮への圧力を強化するために、国際的な調整を強化していくことを決意するとともに、防衛当局としても、こうした外交努力を積極的に支援するためにも、圧力をしっかりかけていくという議論が行われました。私の方からは以上です。

2 質疑応答

Q:日米韓3か国の協議の中では、共同訓練など、具体的な内容の合意はあったのでしょうか。

A:共同訓練をしていくということについては、基本姿勢は一致していると思っています。今後、どのような分野でどういう形でやるかということは、それぞれの防衛当局で調整していくということになるかと思っています。

Q:衆議院選挙が終わって、直後にこうして日米韓の防衛大臣による会談が開かれたということについてはどう思いますか。

A:衆議院選挙は選挙として、政府間は引き続き、北朝鮮問題を含め、しっかりとした対応をすることが大事だと思っております。政治的な空白が無いように、むしろ政府間では、このようなやり取りが継続して行われているということを国民の皆さまに知っていただくことが、私は大切ではないかと思っています。今回、逆に選挙が行われたことについては、アメリカも韓国も大変関心を強く持っておりました。日本の政権が引き続き北朝鮮に対してどのような態勢で臨むのかということを注視していたと思いますが、今回の選挙結果を見れば、今まで安倍政権、自公が行ってきた態勢について、国民の信頼を受けたということにもなると思いますので、引き続き北朝鮮に対しては、日米韓三か国が連携してしっかりとした対応、圧力をかけていきたいと思っております。

Q:日米韓で、北朝鮮のミサイルの発射を想定して追跡する訓練を行うという報道もありますが、それについては話し合われたのでしょうか。

A:私どもとしては、特にミサイル防衛に対しては、日米韓の三か国が連携することは大変重要だと思っております。このような訓練については、しかるべき時期にしっかりと対応していきたいと思っています。

Q:日米韓の協議では、軍事的なオプションに関する協議はありましたでしょうか。

A:具体的な軍事的なオプションについての言及というのは、つまびらかにすることはなかなかできない内容ではあります。ただ、三か国とも当然様々なことについての脅威認識はしているのだと思います。

Q:有事の際の在韓邦人の保護であったり、退避に関する議論というのはありましたでしょうか。

A:これは、それぞれ防衛当局の中で検討していくことなのだと思いますが、特に今非常に難しい時期でもありますので、私どもとして、どのような議論をしているかは、差し控えさせていただきたいと思います。

以上

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