統合機動防衛力構築委員会

25大綱では、厳しさを増す安全保障環境に即応し、海上優勢・航空優勢の確保など事態にシームレスかつ状況に臨機に対応して機動的に行ない得るよう、統合機動防衛力の考え方をより徹底した「統合機動防衛力」を構築することとしています。

これを踏まえ、防衛省においても、25大綱及び中期防で示された各種施策等の進捗状況を適切に管理し、統合機動防衛力の構築を積極的に推進していく必要があることから、防衛副大臣を委員長とする「統合機動防衛力構築委員会」を設置しました。

委員会においては各種施策等を着実に実施し、円滑・迅速・的確に統合機動防衛力の構築を推進することとしており、また、防衛力整備における全体最適を実現する観点から、最も効果的な防衛諸計画の体系の在り方について検討することにしています。さらに、25大綱に示された「自衛隊の体制整備に当たっての重視事項」を含む「防衛力の在り方」や「防衛力の能力発揮のための基盤」に係る取組について、サイバー政策検討委員会、総合取得改革推進委員会、防衛省改革検討委員会等の各種枠組みと密接に連携しつつ、その実施過程における実効性を確保することとしています。