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今後5年間の最優先課題現有装備品を最大限有効に活用するため、可動率向上や弾薬・燃料の確保、主要な防衛施設の強靱化への投資の加速スタンド・オフ防衛能力、無人アセット防衛能力等の将来の中核となる能力の強化09Includes material from ©(2022)Planet Labs PBC.10我が国周辺の軍事動向から、ミサイル攻撃が現実の脅威となる中、ミサイル防衛能力の強化だけでは、完全に対応することは難しくなりつつあります。そのため、ミサイル防衛により飛来するミサイルを防ぎつつ、更なる攻撃を防ぐため、我が国から有効な反撃を相手に加える能力、すなわち反撃能力を保有する必要があります。こうすることで、我が国にミサイル攻撃などを試みようとする相手の計算を複雑化させ、我が国を攻撃することは簡単ではない、攻撃することはやめておこうと思わせることができます。05我が国の防衛力の抜本的強化スタンド・オフ防衛能力攻撃されない安全な距離から相手部隊に対処する能力を強化統合防空ミサイル防衛能力ミサイルなどの多様化・複雑化する空からの脅威に対応するための能力を強化無人アセット防衛能力無人装備による情報収集や戦闘支援等の能力を強化領域横断作戦能力全ての能力を融合させて戦うために必要となる宇宙・サイバー・電磁波、陸・海・空の能力を強化我が国の防衛上必要な機能・能力として、以下の7つの柱を重視して、防衛力の抜本的強化に取り組んでいきます。防衛力の抜本的強化の7つの柱指揮統制・情報関連機能迅速かつ的確に意思決定を行うため、指揮統制・情報関連機能を強化機動展開能力・国民保護必要な部隊を迅速に機動・展開するため、海上・航空輸送力を強化これらの能力を活用し、国民保護を実施持続性・強靱性必要十分な弾薬・誘導弾・燃料を早期に整備、また、装備品の部品取得や修理、施設の強靱化に係る経費を確保≫我が国への侵攻を抑止する上での鍵「反撃能力」0102030503047050607

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