第12回IISS地域安全保障サミット(マナーマ対話) (小林防衛大臣政務官のバーレーン訪問)

平成28年12月13日
防衛省

 12月10日、バーレーンにおいて開催された英国国際戦略研究所(IISS)主催の地域安全保障サミット(マナーマ対話)に参加した小林防衛大臣政務官は、当地にて、バーレーン、米国、英国、クウェート、ニュージーランドの国防関係者と二国間の会談を行ったところ、概要以下のとおり。

1 ジャラフマ・バーレーン国防大臣

双方は、アジア太平洋及び中東の地域情勢、海上自衛隊が実施している海賊対処活動、二国間の防衛交流等につき意見交換を実施。小林政務官からは、我が国の海賊対処部隊に対するバーレーン側の支援に感謝の意を表明し、先方からは、日本が海洋安全保障のため当地域に艦船を派遣しプレゼンスを示していることは、海洋のみならず陸上も含め地域安全保障に資するものであるとして謝意の表明あり。


2 ドネガン米軍第5艦隊司令官

同対話に参加した薗浦外務副大臣とともに会談を行い、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処活動、ホルムズ海峡の海上交通路の安定確保等に関し意見交換を実施。小林政務官からは、先日の日米防衛相会談においても日米同盟の重要性が改めて確認された点に言及した上で、来年(2017年)3月に再び第151連合任務部隊(CTF151)司令官を派遣する予定である旨を伝え、先方からは、これに対する謝意が示された他、双方は、今後とも海洋安全保障の分野で緊密に協力していくことで認識を共有。


3 ボールドウィン英国防政務次官

双方は、日英防衛協力・交流について議論し、民主主義や法の支配といった共通の価値観に基づき、更に協力関係を発展させていくことで一致。特に、先日実施されたタイフーン戦闘機部隊の訪日の際の日英共同訓練も踏まえ、今後も様々な機会に共同訓練・部隊間交流を実施していくことや、防衛装備・技術の面で協力関係を更に発展させていくことの必要性について一致。また、現在交渉中の物品役務相互提供協定(ACSA)についても、安全保障・防衛協力を発展させる上で重要であることを確認。


4 アル・カンダリ・クウェート軍戦略企画部長

双方は、イラクの人道復興支援活動での協力を契機として、ハイレベルの意見交換や共同訓練の面で日クウェート防衛当局間の関係が発展し、また、本年3月には東京で第1回の安全保障対話が開催されたことを歓迎。この他、双方の地域情勢についても議論し、今後も様々な分野で防衛協力を発展させていくことで一致。


5 ショート・ニュージーランド国軍副司令官

小林政務官から、本年11月に発生したNZ南島での地震被害へのお悔やみの言葉を述べつつ、地震被害の情報収集のため自衛隊として海自P-1哨戒機を派遣した旨発言したところ、先方からは、上記対応への謝意の表明あり。また、小林政務官から、アジア太平洋地域の戦略的協力パートナーとして両国の防衛当局間の協力関係を更に発展させていきたいと述べ、双方は、今後も部隊間交流等を通して日NZ防衛協力・交流を更に発展させていくことで一致。