第15回IISS地域安全保障サミット(マナーマ対話)
河野防衛大臣の第15回IISS地域安全保障サミット(マナーマ対話)への出席
及び二国間会談等について(概要)

2019年11月
防衛省

 11月23日から11月24日にかけて、河野防衛大臣は、マナーマ対話に出席し、スピーチを行うとともに、各国の国防・外交に関わる大臣等との会談等を行ったところ、概要以下のとおり。(現地時間)

1 IISS地域安全保障サミット(マナーマ対話)におけるスピーチ(23日午後)

 2019年11月23日、河野防衛大臣は第15回IISS地域安全保障サミット(マナーマ対話)に出席し、「中東の海洋安全保障」を議論する全体セッションにおいてスピーチを行った。要旨は以下のとおり。

  • (1)中東地域の海洋安全保障が世界の平和と繁栄に直結しており、日本の経済活動も、この地域の海洋の安全に依拠している。
  • (2)自衛隊は、1991年の海上自衛隊艦艇のペルシャ湾への派遣を契機として、インド洋上における海上阻止活動や、ソマリア沖・アデン湾での海賊対処活動、CTF151への司令官・司令部要員への派遣等、中東の海洋安全保障に対する人的貢献を行ってきた。更には、中東地域における訓練への参加、防衛装備品協力、人的交流など、自衛隊と中東地域とのつながりが、より幅広く、緊密に行われるようになってきている。
  • (3)我が国周辺の安全保障が厳しさを増す中にあっても、日本が中東の平和と安定に寄与し続けているのは、開かれ安定した海洋秩序が国際社会の安定と繁栄の基礎であると考えているからである。日本は、航行の自由の原則と海洋における法の支配が重要であると考えている。中東地域の海洋をいずれの国にも分け隔てなく安定と繁栄をもたらす国際公共財とすることが、全世界の平和と安定にとって必要不可欠である。
  • (4)日本は、中東情勢が深刻の度を増していることを強く懸念している。日本は従来から中東の緊張緩和と情勢の安定化に向けた外交努力を行っている。また、我が国に関係する船舶の安全や、中東地域の平和と安定に資するために、情報収集態勢の強化を図るため、日本独自の取組として自衛隊アセットの活用について検討を開始した。
  • (5)日本は、国際協調主義に根差した「自由で開かれたインド太平洋」ビジョンの下、法の支配に基づく国際秩序・海洋秩序の維持に全力を傾ける。これは、中東の海洋安全保障のみならず、世界の平和と安定に資するものと確信している。
マナーマ対話第3セッションの様子

2.各国の国防・外交に関わる大臣等との会談

(1)日仏防衛相会談(パルリ仏軍事大臣)
 (23日午後)

会談の様子

日仏防衛相会談(概要)

(2)サファディ・ヨルダン外務・移民大臣との会談
 (23日午後)

会談の様子

河野防衛大臣とヨルダン外務・移民大臣との会談(概要)

(3)ハリーファ・バーレーン国軍司令官との会談
 (24日午前)

会談の様子

河野防衛大臣とバーレーン国軍司令官との会談(概要)

(4)ミフラーフィ・イエメン大統領顧問との会談
 (24日午前)

会談の様子

河野防衛大臣とイエメン大統領顧問との会談(概要)

3. CTF151司令部訪問(24日午前)

 海賊対処活動を行う自衛隊が参加するCTF151司令部を訪問し、司令官から海賊対処活動の状況等について聴収、司令部要員として任務を行っている海上自衛官を激励。

海上自衛官を激励