日インドネシア防衛相電話会談について

2020年5月19日
防衛省
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  標記について、下記のとおり実施されましたのでお知らせします。

 2020年5月19日17時00分から約20分間、河野防衛大臣とプラボウォ・インドネシア国防大臣との電話会談が行われました。

  1.  両大臣は、新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大している現状を踏まえ、防衛当局の役割等について意見交換を行いました。河野大臣からは、自衛隊のダイヤモンド・プリンセス号における活動や自衛隊中央病院の症例分析等について資料(別添)を用いながら説明を行うとともに、現在実施中の水際対策強化及び市中感染拡大防止のための活動や、これまでの活動中隊員に一人も感染者を出していない自衛隊の感染予防策等について説明を行いました。
  2.  さらに、両大臣は、最近の南シナ海・東シナ海において生じている事象も踏まえ、南シナ海・東シナ海を含む地域情勢について意見交換を実施しました。プラボウォ大臣からは、領土に関する問題は、国際法に基づいた安定を維持するためにも、力を用いることなく、平和的に解決されなければならないというインドネシアの立場について説明がありました。河野大臣からは、我が国は力を背景とした一方的な現状変更の試み、また、緊張を高めるいかなる行為にも強く反対する旨述べました。
  3.  両大臣は、二国間の防衛協力・交流等についても意見交換を行い、河野大臣から、感染症の状況を踏まえつつ、両国が隙のない防衛態勢を維持していくこと、昨年6月にASEANが発出した「インド太平洋に関するASEANアウトルック」と我が国の「自由で開かれたインド太平洋」ビジョンのシナジーを追求しつつ、日インドネシア防衛協力・交流を継続・強化していくことの重要性を指摘しました。
  4.  その上で、両大臣は、新型コロナウイルスの感染が拡大する現状を踏まえ、次の3点について一致しました。
  1. 一刻も早い新型コロナウイルス感染症の終息に向け、防衛当局として感染症対策を行う中で得られた情報・教訓・知見を共有していくこと
  2. 防衛当局の役割等の観点から、現状を踏まえた脅威認識や感染症の拡大が各国の防衛政策に与え得る影響に関する認識を共有していくことの必要性
  3. 防衛当局間のコミュニケーションを継続するとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化に向け、早期の「2+2」開催を始め、防衛協力・交流を引き続き強力に推進していくこと