日ニュージーランド防衛相テレビ会談について

2020年5月19日
防衛省
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 標記について、下記のとおり実施されましたのでお知らせします。

 2020年5月19日13時00分から約30分間、河野防衛大臣とマーク・ニュージーランド国防大臣とのテレビ会談が行われました。

  1. 両大臣は、新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大している現状を踏まえ、防衛当局の役割等について意見交換を行いました。河野大臣からは、自衛隊のダイヤモンド・プリンセス号における活動や自衛隊中央病院の症例分析等について資料(別添)を用いながら説明を行うとともに、現在実施中の水際対策強化及び市中感染拡大防止のための活動や、これまでの活動中隊員に一人も感染者を出していない自衛隊の感染予防策等について説明を行いました。また、マーク大臣から、ニュージーランドにおける最新の状況・取組について説明がありました。
  2. また、両大臣は、北朝鮮や東シナ海・南シナ海を含む地域情勢について意見交換を実施し、引き続き緊密に意思疎通していくことで一致しました。その中で、河野大臣から、最近も、東シナ海・南シナ海において生じている事象について言及しつつ、改めて、力を背景とした一方的な現状変更の試み、また、緊張を高めるいかなる行為にも強く反対し、法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序が重要であるという考えを共有しました。
  3. 両大臣は、二国間の防衛協力・交流等についても意見交換を行い、昨年12月の人道支援・災害救援共同訓練「クリスマス・ドロップ」への参加などを通じて、太平洋島嶼国に対する二国間の協力が進展していることを歓迎し太平洋島嶼国地域における協力を拡大していくことで一致しました。河野大臣からは、これまでの世界の平和と繁栄を支えてきた自由で開かれた国際秩序が揺らぐことがないよう、価値や利益を共有する諸外国との間で一層の連携が必要である旨指摘しました。また、河野大臣から、感染症の状況を踏まえつつ、両国が隙のない防衛態勢を維持していくこと、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化に向け、同地域におけるニュージーランドのコミットメント強化に期待を表明しつつ日NZ防衛協力・交流を継続・強化していくことの重要性を指摘しました。
  4. その上で、両大臣は、新型コロナウイルスの感染が拡大する現状を踏まえ、次の3点について一致しました。
  1. 一刻も早い新型コロナウイルス感染症の終息に向け、防衛当局として感染症対策を行う中で得られた情報・教訓・知見を共有していくこと
  2. 防衛当局の役割等の観点から、現状の課題に関する認識や感染症の拡大が各国の防衛政策に与え得る影響に関する認識を共有していくことの必要性
  3. 防衛当局間のコミュニケーションを継続するとともに、開放性、透明性、主権の尊重、国際法の遵守といったインド太平洋における基本的な原則の維持・強化に向け、防衛協力・交流を引き続き強力に推進していくこと