久間防衛大臣のイタリア共和国訪問(5月3日)

 久間防衛大臣は、平成19年5月3日にイタリアを訪問し、プローディ首相を表敬するとともに、パリージ国防大臣との防衛相会談を実施しました。

久間防衛大臣のプローディ首相への表敬(於:イタリア首相府)
久間防衛大臣のプローディ首相への表敬(於:イタリア首相府)
日本・イタリア防衛相会談(於:イタリア陸軍省)
日本・イタリア防衛相会談(於:イタリア陸軍省)
儀仗隊を巡閲中の久間防衛大臣とパリージ国防大臣(於:イタリア陸軍省)
儀仗隊を巡閲中の久間防衛大臣とパリージ国防大臣(於:イタリア陸軍省)

久間防衛大臣のイタリア訪問(結果概要)

平成19年5月3日

 平成19年5月3日(木)、久間防衛大臣は、訪問先のイタリアで、プローディ首相を表敬し、パリージ国防大臣と日伊防衛相会談を実施したところ。概要以下のとおり。

1.プローディ首相表敬

 先般のブローディ首相と安倍首相の間で合意された、安全保障・防衛分野における協力の一層強化を踏まえ、今後の防衛交流を活発化させることで一致。アジア地域情勢に関し、久間大臣より、冷戦が終了した後も、欧州地域とは異なっている旨説明、さらにプローディ首相の質問に答え、北朝鮮をめぐる状況について説明。

2.日伊防衛相会談

(1)北東アジア情勢

北朝鮮

 久間大臣より、北朝鮮のミサイル発射・核実験発表といった挑発的な行為が、日本のみならず、アジア各国に脅威であり、拉致問題も含めた包括的解決が必要で、イタリアを含めた各国と協力してゆきたい旨発言。パリージ大臣より、国連等の場で北朝鮮問題解決に貢献している旨説明。

中国情勢

 久間大臣より、今年中の曹剛川中国国防部長の訪日予定等今後の日中防衛交流について説明。他方、中国の国防費の増大や軍の近代化等不透明な部分が多く、この認識を機会を捉えて中国に伝えている旨説明。EUの対中武器禁輸措置の解除に関しては、慎重な対応をするよう発言。パリージ大臣からは、中国に関する日本の説明に留意する旨発言。

(2) 両国の防衛政策

日本の防衛政策

 久間大臣より、日米安保体制、省移行、国際平和協力活動の本来任務化につき説明。

イタリアの国防政策

 パリージ大臣から、国際平和協力活動への参加に関するイタリアの政策について説明。アフガニスタン問題に関し、日本の貢献を評価する旨発言するとともに、地域の情勢についての意見交換を行いたい旨発言。久間大臣より、実務的に防衛交流を行いながら意見交換をしてゆきたい旨発言。

(3)日伊防衛交流

 情勢認識の交換や協力強化促進のため、防衛当局間の協力強化で一致。久間大臣より、パリージ大臣の訪日を招請。