ミン・アウン・フライン・ミャンマー国軍司令官による安倍総理大臣表敬

令和元年10月9日
防衛省

 本9日午後4時25分頃から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のミャンマー連邦共和国のミン・アウン・フライン国軍司令官(Commander in chief of the Defence Services, Republic of the Union of Myanmar, Senior General Min Aung Hlaing)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1.  冒頭,安倍総理大臣より,日本は,ミャンマーの民主化と国造りを全面的に支援するとともに,ラカイン州の状況改善に向けた国軍の取組に期待しミャンマー自身の取組を最大限後押しする,笹川政府代表とともに和平プロセスを支持する,貴司令官が少数民族に対する軍事行動を停止し忍耐強く対応していることを評価しており,少数民族問題の解決を願っている旨述べました。これに対し,ミン・アウン・フライン国軍司令官より,日本政府のミャンマーの立場に対する理解と笹川国民和解担当日本政府代表の尽力に謝意を表する,ミャンマー国軍としても国内の平和と安定及び避難民の早期帰還に向けて尽力している旨述べました。
  2.  また,安倍総理より,ラカイン州の人権侵害疑惑について,独立調査団の提言を受けてミャンマー政府及び同国軍が適切な措置を速やかに取るよう促し、貴司令官が指導力を発揮し最大限取り組むよう求めました。これに対し、ミン・アウン・フライン国軍司令官より,独立調査団の活動を受け入れて情報提供を行うとともに,独立調査団の調査結果に基づき適切な措置を取っていくとの反応がありました。
  3.  続けて,安倍総理より,ミャンマー国軍と自衛隊の長い友好の歴史に基づき,今後の更なる協力の発展に期待する旨述べ、ミン・アウン・フライン国軍司令官より、ミャンマー国軍近代化のため自衛隊と協力していきたい旨述べました。また、ミン・アウン・フライン国軍司令官より、ティラワ経済特区への日本からの投資拡大に期待するとともに、地方における雇用拡大のため基礎インフラ整備等について協力してほしい旨述べました。
  4.  双方は,北朝鮮情勢についても意見交換しました。