日中防衛相会談(概要)

2019年6月1日
防衛省

 6月1日(土)12時20分(現地時間)から約30分間、第18回アジア安全保障会議(シャングリラ会合)への参加のためシンガポールを訪問中の岩屋防衛大臣は、魏鳳和中国国防部長との間で日中防衛相会談を行ったところ、概要以下のとおり。

1.冒頭

(1)双方は、G20サミットの日本開催を今月に控える中、昨年10月に続き、日中防衛相会談が実現し、両者の間の意思疎通が緊密になりつつあることを歓迎した。双方は、両者の対話を、相互訪問を含め、引き続き実施していくことで一致した。

(2)双方は、防衛当局間で様々な対話・交流が実施されていることを歓迎し、引き続き、相互理解・信頼関係を増進していくことで一致した。

2.日中防衛交流全般

(1)双方は、日中首脳間における合意事項である、防衛大臣・国防部長間の相互訪問を早期に実現することが重要との認識を共有し、岩屋防衛大臣の年内出来るだけ早い時期の訪中を実現することで一致した。また、統合幕僚長・連合参謀長の相互訪問の調整を含め、ハイレベルの相互訪問を進めることで一致した。

(2)双方は、今年4月に、約5年ぶりの海上幕僚長の訪中及び約7年半ぶりの海上自衛隊艦艇の中国寄港が実現したことを歓迎するとともに、今後、中国海軍艦艇の日本寄港に向け調整を進めることで一致した。

(3)双方は、昨年11月の東部戦区代表団訪日に引き続き、自衛隊指揮官・幕僚からなる代表団を、本年中に東部戦区へ派遣することで一致した。

(4)「日中防衛当局間の海空連絡メカニズム」に関し、双方は、運用開始以降、同メカニズムが効果的に運用されていることを歓迎し、ホットラインの早期開設に向けた技術的調整が着実に進展していることを確認した。

3.地域情勢

 岩屋大臣から、北朝鮮情勢に関し、北朝鮮の非核化に向けて連携したい旨述べた。また、双方は、東シナ海の安定の重要性について認識を共有した。

(以上)