日露防衛相会談(概要)

2019年5月30日
防衛省

 2019年5月30日(木)15時から約1時間、岩屋防衛大臣は、日露「2+2」に先立ち、防衛省において、ショイグ・ロシア国防大臣と日露防衛相会談を実施したところ、概要以下のとおり。

1.冒頭

 岩屋大臣から、令和初となるショイグ大臣の来訪を歓迎するとともに、昨年、多くの防衛交流事業が実現したことを歓迎するとともに、引き続き両国間の交流を進め、相互理解、信頼関係を増進させたい旨発言した。
 これに対し、ショイグ大臣から、新天皇の即位による令和という新しい時代が日露関係にとっても有益なものとなることを期待するとともに、今般の会談で地域の安全保障課題について協議し、両国関係の促進につなげたい旨述べた。

2.北朝鮮問題

 北朝鮮問題に関して、岩屋大臣から、今月の北朝鮮による短距離弾道ミサイルの発射が国連安保理決議に明白に違反するものである旨指摘した。また、両大臣は、北朝鮮の完全な非核化が日露共通の目標である旨確認するとともに、引き続き本件について日露で緊密に連携していくことで一致した。

3.両国の防衛政策

 両大臣は相互の防衛政策について意見交換を行い、岩屋大臣から、イージス・アショアを含む我が国のミサイル防衛システムは、純粋な防御的システムであり、ロシアに脅威を与えるものではない旨改めて説明した。また、北方四島の軍備強化及び日本周辺におけるロシア軍機の活発な活動への懸念を表明し、ロシア側に冷静な対応を強く求めた。

4.日露防衛交流・協力

 両大臣は、先般の湯浅陸幕長の訪露を歓迎するとともに、今後の防衛交流として、今夏のモスクワ国際軍楽祭「スパスカヤ・タワー」への陸自中央音楽隊の初参加、本年後半の海軍総司令官の訪日及び本年6月中旬のウラジオストクにおける日露SAREXの実施について一致した。

(以上)