日カタール防衛相会談(概要)

2019年5月23日
防衛省

 2019年5月23日(木)、岩屋防衛大臣は、訪日中のアティーヤ・カタール副首相兼防衛担当国務大臣と防衛大臣会談を実施したところ、概要以下のとおり。

1 冒頭

 岩屋大臣から、叙勲のため訪日したアティーヤ大臣に対しお祝い申し上げ、特に今般叙勲の理由のひとつである東日本大震災復興支援への謝意を述べた。また、アティーヤ大臣から、日カタール関係は歴史的に深く、両国間の首脳で防衛協力・交流を促進していくことで一致した結果、今般の防衛相会談が実施されたと認識し、今後両国の協力を一層進めたい旨述べた。

2 両国の防衛政策

 岩屋大臣から、我が国が昨年末に策定した新たな防衛計画の大綱について説明するとともに、「自由で開かれたインド太平洋」というビジョンについて説明し、同ビジョンに基づいて両国の協力を進めていきたい旨述べた。また、アティーヤ大臣から、カタールの国防政策に関して説明があった。

3 日カタール防衛協力

  • (1)岩屋大臣から、2015年に署名した「防衛交流覚書」に基づき、空軍種間交流を始め両国間の人的交流を中心とした防衛交流が深化している旨言及し、アティーヤ大臣は、これらを歓迎する旨述べた。
  • (2)両大臣はこれらの協力を含め、より広い分野での交流を今後行っていくことで一致した。

4 地域情勢

 岩屋防衛大臣から、北朝鮮に関して、引き続き国連安保理決議の完全な履行の重要性及び「瀬どり」対処に全力で取り組んでいく旨説明した。アティーヤ大臣からは中東情勢について説明があった。両大臣は、地域の平和と安定のため、関係国との信頼醸成が重要であるとの認識で一致した。

(了)