日シンガポール防衛相会談(概要)

2019年5月22日
防衛省

 2019年5月22日(水)15時40分から約1時間、岩屋防衛大臣は、訪日中のシンガポールのウン・エンヘン国防大臣と防衛相会談を実施したところ、概要以下のとおり。

1 冒頭

 岩屋大臣から、ADMMプラス以来の再会を嬉しく思う、昨年のADMMプラスの議長国としてシンガポールが果たした役割について敬意を表す旨述べるとともに、海自護衛艦の寄港含め協力に感謝する旨述べた。これに対して、ウン大臣から、日本がADMMプラスにおいて果たしている役割は重要であるとともに、日本の艦船の寄港を歓迎する、また、二国間・多国間の協力を進めたい旨反応があった。

2 両国の防衛政策

 岩屋大臣から、我が国が、昨年末に策定した新大綱について説明し、この方針も踏まえ、日シンガポールの協力関係を一層深化させたい旨述べた。加えて、岩屋大臣から、「自由で開かれたインド太平洋」というビジョンについて説明し、同構想に基づいて両国の協力を進めていきたい旨述べた。これに対して、ウン大臣から、日本の新大綱で示された考え方を強く支持するとともに、自由で開かれた海洋の重要性についても認識を共有する旨言及があった。

3 日星防衛協力

 両大臣は、日星防衛交流の覚書の署名から10年経ち、両国の防衛協力が深化しつつあることを歓迎するとともに、寄港を含めた協力を引き続き進めていくことで一致した。また、両大臣は、ADMMプラスの機会を含め、多国間協力及び日ASEAN協力を進めていくことで一致した。

4 地域情勢

 北朝鮮に関して、岩屋大臣から、引き続き国連安保理決議の完全な履行の重要性に関して強調し、また「瀬取り」対処含め、緊密に連携していきたい旨述べた。これに対し、ウン大臣から、引き続き連携したい旨述べた。加えて、岩屋大臣から、拉致問題に関しても連携したい旨述べた。
 両大臣は南シナ海情勢を含む地域情勢に関しても意見交換を行った。

(以上)


岩屋防衛大臣の動静

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