一川防衛大臣のモンゴル訪問

一川防衛大臣は、モンゴルを訪問しボルド・モンゴル国防大臣との間で会談を実施しました。(平成24年1月11日(水)於:モンゴル)

日モンゴル防衛相共同記者会見概要(PDF)


日モンゴル防衛相会談(結果概要)

平成24年1月11日
防衛省

 1月11日(水)、モンゴルを訪問中の一川防衛大臣が、ボルド・モンゴル国防大臣と約1時間半に亘り、日モンゴル防衛相会談を行ったところ、概要以下のとおり(日本側より、西防衛政策局長、岩田統幕副長ほかが、モンゴル側よりバーサンフー副大臣、ビャンバジャブ参謀総長ほかが陪席)。また、会談終了後、両大臣は日モンゴル間の防衛協力・交流の覚書に署名した。

1.総論

(1)一川大臣より、モンゴル国防省が昨年設立100周年を迎えたことへ祝意を述べ、PKO活動への参加等国際社会の平和と安定に対する同国の積極的な貢献を高く評価。また、地域・国際社会の平和と安定のため、同じ北東アジアに位置し、民主主義、防衛政策といった基本的価値観を共有するモンゴルとの関係を一層発展させたい旨発言。

(2)ボルド大臣より、一川大臣が外交関係樹立40周年の年に訪問されたことを嬉しく思う、この地域と国際社会の平和と安定のためにも、防衛分野での日本とモンゴルとの協力が様々な形で発展することを強く期待する旨発言。

2.地域情勢

(1)一川大臣より、北朝鮮に関し、今後の動向を注視していく旨発言。また、拉致問題は国際社会全体にとっても重大な人権問題である旨述べた。また、大国として成長を続ける中国は、世界と地域の平和と安定のために重要な役割を果たしていく必要がある旨発言。

(2)ボルド大臣より、北朝鮮の核問題は、地域の国々にとって一番の関心事項であり、平和的解決を望む旨発言。また、地域の平和と安定のためにも、ロシア及び中国と防衛交流を引き続き実施していく旨発言。

(3)両大臣は、地域情勢に関する意見交換を継続していくことで合意。

3.日モンゴル防衛協力・交流

(1)一川大臣より、防衛協力・交流の覚書を基礎としつつ、二国間防衛協力・交流を質・量ともに拡大し、国際社会の平和と安定のために協力していきたい旨発言。

(2)ボルド大臣より、今般の訪問により、防衛交流が新たな段階に入ると認識、覚書の署名は、両国の防衛交流発展において歴史的な出来事である旨発言。特に、PKO、災害対策等の分野で協力を進め、医療分野等における日本の能力構築支援、人材育成へ支援に強く期待しており、更なる協力を希望している旨発言。

(3)両大臣は、次官級会合や幕僚長レベルの相互訪問を含むハイレベル交流の実施、防衛当局間協議、幕僚協議、部隊間交流の実施、能力構築支援等の推進等に合意。また、南スーダンにおける両国の協力の可能性について今後検討することで一致。

(了)