日韓防衛相会談(概要)

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2019年11月17日
防衛省

 令和元年11月17日(日)10時05分(現地時間)から約40分間、第6回拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)出席のためタイを訪問中の河野防衛大臣は、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)韓国国防部長官と会談を行ったところ、概要以下のとおり。

1.冒頭

 鄭長官から、河野防衛大臣の防衛大臣就任に祝意を表するとともに、河野防衛大臣と共に日韓防衛協力・交流を継続していきたい旨の発言があった。河野防衛大臣からは、昨年来、日韓の間には様々な課題が生じ、両国間の防衛当局間においても非常に厳しい状況が続いているが、両国を取り巻く安全保障環境が大変厳しい状況にある中で、日韓・日韓米の連携は極めて重要である旨述べた。

2.日韓間の様々な課題

 河野大臣から、昨年来、日韓の間には、韓国海軍艦艇による自衛隊機に対する火器管制レーダー照射や韓国側による日韓秘密軍事情報保護協定(日韓GSOMIA)の終了通告といった様々な課題が生じ、両国間の防衛当局間においても非常に厳しい状況が続いていることから、こうした状況を改善するため、韓国側の賢明な対応を求める旨述べた。鄭長官からは、諸課題に関する韓国側の立場が述べられた。

3.北朝鮮問題

 両大臣は、北朝鮮情勢について意見交換を行い、河野防衛大臣から、北朝鮮の弾道ミサイル発射は、安保理決議の明白な違反であり、強く非難すると述べるとともに、北朝鮮の全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法での廃棄に向けて、安保理決議の完全な履行などを堅持することが不可欠である旨述べた。鄭長官からは、朝鮮半島の安全保障環境等について説明があり、朝鮮半島の完全な非核化及び恒久的な平和定着のために日韓両国で緊密に協力していきたい旨の発言があった。

4.日韓防衛協力・交流

 両大臣は、日韓防衛協力・交流について意見交換を行い、防衛当局間の意思疎通を継続していくことで一致した。また、海賊対処などグローバルな課題に対応するため、国際社会において二国間で実施できる協力については、連携して取り組んでいくことを確認した。

(了)