岩屋防衛大臣とシャナハン米国防長官代行との会談の概要

令和元年6月4日
防衛省

 令和元年6月4日、12時25分から約70分間、岩屋防衛大臣とシャナハン米国防長官代行は、防衛省において会談を行ったところ、概要次のとおり。

1 日米防衛協力

 岩屋大臣は、今般、米国が発表した「インド太平洋戦略レポート」を歓迎し、双方は、これに記載された取組も含め、両国の戦略文書に基づき双方が行う取組について、日米「2+2」会合で確認された方針に沿って緊密に連携することを確認した。
 双方は、宇宙・サイバー・電磁波といった新たな領域について、日米連携の深化をスピード感をもって進める必要性について確認し、相互運用性の向上を通じた運用協力の強化、各種演習を通じた2国間連携要領の検証を含め、領域横断作戦のための日米協力を推進していくことを確認した。

2 自由で開かれたインド太平洋

 双方は、自由で開かれたインド太平洋の重要性についてあらためて認識を共有した。岩屋大臣は、米国の「インド太平洋戦略レポート」で示された、自由で開かれたインド太平洋を維持・強化するための米国の取組との連携を強化したい旨述べ、双方は、多様なパートナーと協力していくことの重要性を確認した。

3 地域情勢等

 双方は、先のシャングリラ会合での議論等を踏まえて地域情勢等について議論を行った。特に、北朝鮮情勢については、双方は、直近の北朝鮮問題を巡る状況を踏まえ意見交換を行い、北朝鮮による全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄に向け、引き続き、国連安保理決議の完全な履行を確保することの重要性を確認しつつ、今後も日米、日米韓で緊密に連携していくことを確認した。

4 在日米軍

 岩屋大臣から、沖縄をはじめとする地元の負担軽減に向けた協力を要請し、双方は、引き続き、普天間飛行場の辺野古移設を含めた米軍再編計画の着実な進展のため、日米で緊密に協力していくことで一致した。岩屋大臣から、外来機の騒音を含め、米軍の運用が地元に与える影響が最小限となるよう要請した。双方は、米軍の安全な運用の確保の重要性を確認した。

(以上)